まず一歩・・対象志向から抜けだすために
少し前に、自己志向と対象志向というお話をしました。
今回は、その対象志向から抜け出す実践法を紹介したいと思います。
まずその第一歩といったところでしょうか。
さて、現代人にとってはとても大事なことです。
現代人は、情報の洪水にさらされています。
意識せずにいると情報が次から次へと入ってきます。
また、普通の人は時代に乗り遅れまいとして、自ら進んで情報を集めます。
頭の中は、情報で溢れ、また、社会の常識、価値観、自分の考えや感
情に常にさらされ振り回されています。
つまり、何が本当なのか？
本当の自分とは？
ということわからなくなっています。
考えや価値観、感情、そしてサブパーソナリティと呼ばれるものが自分だと思ってしまいます。
そこを少しずつ、本当の自分とサブパーソナリティを区別していく必要があります。
そして、本当の自分を育てていくのです。
そのことによって、不安は消えていきます。
最終的には瞑想がいいのですが、瞑想の前段階として、何もしない時間を作ることをお薦めします。
テレビを見ない、新聞も見ない、本も読まない、ラジオも聞かない、音楽も聴かない、人とも話さない、
人に合わない、一人の静かな時間を過ごすということです。
自然の中に入っていって、自然に浸りきるのがとてもいいと思います。
そして、自分の内なる声をきくのです。
ここは瞑想と同じところです。
いろいろと浮かんでくる、考えや感情などを、ただじっと見つめていればいいのです。
見つめているのは、本当の自分です。
まずは、自分の中にいろんな自分がいることに気づいていきます。
そして、その違いに気づいていきます。
あまり深く考えず、まずは何もせずに、ぼーっとしてみる時間をつくる。
それが大事かと思います。
たまにはあなたの頭に休息を与えてあげましょう！！
そんな忙しいあなたのためのワークです。
それではまた・・・
