龍馬とたんぽぽ
大河ドラマの龍馬伝が平均視聴率20%と絶好調!
同じ福山としては、嬉しいやら羨ましいやらですが・・・・
まあ,それはさておき、龍馬伝の中心をなすのが明治維新ですが、
この明治維新、
長年続いた江戸時代にピリオドを打つわけで,
これは,日本にとって、とてもとても大きな出来事でした。
そして、短期間にほぼ独力で近代国家を整備し、西欧列強に比肩する
国家を築き上げたことは諸外国からは奇跡と見られ、とくに
アジア諸国にとって近代革命の模範となりました。
それはそれで本当に素晴らしいことであったし、
今となって振り返っても、この道が良かったのでしょう。
ただ、失ったものも大きかったわけです。
それは、急速な欧米化による日本独自のよき文化や習慣の多くを
失っていくわけです。
そのひとつの象徴として、ちょうど
”たんぽぽ”
を近所でみかけたので、写真におさめました。
もともと、日本には日本タンポポというものが、
あったのですが、この写真を含めほとんどが西洋たんぽぽです。
たんぽぽだけではなくて、他の植物、昆虫や小動物、魚類の
世界でも同じようなことが起きています。
そして、人間界でも!!
欧米文化に駆逐され、よき日本文化はどこへ消えたのでしょう?
現代企業に目を向けると、
日本の人事制度や経営のありようも欧米化され、
日本のよき企業文化は消え失せ、成果主義や結果主義、
個人主義がはびこり、チームや組織全体、さらには社会全体を常に考え動く、
という美しき日本の文化が消えてしまったようです。
今こそ、見直しの時!
なのかもしれません。