条件付の愛情
前回は、条件付の愛情が、偽りの自分をつくりだすということでした。
母親が条件付の愛情で接していると、
子どもは、その母親の条件を満たすことを最優先するようになります。
母親の条件を満たすことが、自分の生命の安全や幸せをもたらすものであるからです。
さて、条件付の愛とは具体的には、
泣かずに良い子でいたら・・・・
聞き分けがよかったら・・・・
お勉強ができたら・・・・
ちゃんとできたら・・・・
などなど、母親が望むとおりにできたら、
認めてあげる、ご褒美をあげる、褒める、可愛がってあげる・・・
などのことです。
母親の望む条件を満たさないのなら愛してあげない!
といものですね。
こうなると子どもはお母さんに愛されるために、
一生懸命に条件を満たそうとします。
自分の欲求がどうであれ・・・
自分のしたいことや、本来の自分を抑えてまで、
お母さんに尽くしてしまいます。
そうするとどうでしょう、
本来の自分はどこかにいってしまいます。
やはり無条件の愛が必要ですよね。
そこはまた・・・