不健康に痩せたい(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
普通の感覚だと、同じダイエットするなら健康的に
痩せたいと思うものなのですが、
”不健康に痩せたい”
という気持ちが、
拒食症の人には働く場合が結構あります。
”痩せて不健康になる”
ことが喜びであったりします。
そこには、自分を不健康にして痛めつけていくという
自虐的なものがあり、
それは、何らかにの復讐心のようなものなのか、
世の中の常識や枠組みに対する反逆なのか、
とにかく普通に良いとされることを忌み嫌い、自分を追い込んでいき、
そこに喜びを感じたりするという・・・
その根底には強烈な自己否定があります。
自分にには価値がない、醜い、生きている意味がないなど・・・・
だから不健康になっていけばいい。。。
少し病的な感覚なのですが、
すべての人格ではなく、何人かの人格がいて、健康になることを望む
人格もちゃんといたりはするのです。
ですから、健康的な人格は認め伸ばしていき、
不健康な人格は原因をしっかり掴んで癒していってあげる必要
があります。そのような場合はやはり、催眠療法(ヒプノセラピー)が
役に立ちます。 ⇒ https://www.sinbiz.jp/anorexia2/
ポイントは、自己否定感を下げていって、いかに自尊心を回復していくか
というところにになります。
健康的なダイエットを素直にしていきたいものです。
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/