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父親の場合もあります(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)

父親の場合もあります(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)

先日は、母親との関係性が様々な影響を与えていることが 

多いということでしたが、

それが、父親であることもあります。

最近の家庭では、父親不在というケースが多いのですが、

父親不在の場合は、あまり悪い影響には至ってないようです。

父親との関係性で問題となってくるケースは、父親が教育熱心である場合

に様々な影響を与えているというもの。

父親が過干渉で、何かと関わってきて、枠にはめたり、有無を言わせずに従わせ

たり、頭から否定して話を聞かなかったり、最悪の場合には暴力でねじ伏せるといった

ような場合。

こうなると、父親には何も言えない。

ここをうまく母親がカバーしている家庭ならいいのですが、

母親も一緒になって、父親の言っていることを守らせようとしたり、

子供の気持ちや意見を聞いてあげずに否定するようであると、

子供は逃げ場を失ってしまいます。

父親に追い詰められて、母親にも同じ様に追い詰められてしまうと、

子供はあらぬ方向へと助けを求めていくことになります。

それが、摂食障害になるのか、異性交遊になるのか、家出になるのか、暴力になるのか、

非行に走るのか、人それぞれの方向にはけ口を見つけていきます。

子供の辛さというものには、親はなかなか気づかないようです。

それは、きっと子供の将来のために一生懸命にやっているからだとは思います。

それが、子供への愛情だと思っているから、

”愛情を注いで何が悪い”

と思うのでしょう。

でも、子供も一人の人間。

自分の人生を生きている立派な存在。

きっと、生まれてくるときにこんな人生を歩んでいきたいと決めているのです。

それを、

親が思うような人生へと枠にはめていくことはいかがなものでしょうか。

子供の意思や思いというものを大切にしたいものです。

摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/

メンタルオフィスSINBI

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