私はダメ人間だという思いこみ(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
”私には愛される資格ない”
と、なぜか思っている。
そのような気持ちが、幼少期の体験によって形成されていて、
無意識に影響を与えているという先日の話がありました。
スキーマと言われていて、幼少期に満たされなかった感情欲求です。
その満たされなかった感情欲求がずっと影響を与え続けます。
その満たされなかった感情欲求は様々あり18種類が考えられています。
例えば、
見捨てられるという不安な気持、
人が信じられないという気持ち、
私は欠陥だらけのダメ人間だという思い、
感情表現や自己主張をしてはいけないとい思い、
自分の満足は犠牲にしなければいけないという思い、
などなど
があり、それらが大人になってもずっと影響を与え続けるというものです。
これらの幼少期に形成された思いが、同じような状況に陥ると活性化されて
悪い影響を与えていきます。
それが、摂食障害であったり、うつ病、パーソナリティ障害などに繋がっていきます。
その中でも、摂食障害の人に多いのが、
”私は欠陥だらけのダメ人間だ”
という思いだったりします。
自分に自信がない、
自分はダメ人間だ、
という思いがずっとあって、自己否定をしていき自己嫌悪に陥り、
過食衝動へと結びついていく。
でも、その自己否定感の源になっているのが、自分であまり気づいていない
幼少期の経験であったりします。
そこを解決していくには、
まずそこに気づき、現在との関係を認識していく必要があります。
そして、無意識下にあるイメージを変容して、再構築をしていきます。
詳しくはまた・・・
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/