過食を止めるには(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
”過食を止めなくていい!!”
というのを、ずっと大前提としています。
それは、摂食障害は心のアンバランスが原因なのだから、
心のバランスを整えれば自然と改善されていくから・・・・
という理由によります。
でも、だからといって、食事はどうでもいいということではありませんので、
そこはご注意していただきところ。
特に生理学的に過食衝動に影響するところは注意したいところ。
過食衝動をなるべく抑えるには、食べることは我慢しないで、なるべく
しっかり三食食べる。
そして、栄養バランスもちゃんと考える。
栄養バランスが悪いとそれは過食の原因になります。
特に炭水化物はしっかり摂りたいところ。
食べ過ぎたから食事を抜くなど、食事を制限する行為は、
自動的に過食プログラムが設定される原因になってしまいます。
極力避けたいところです。
また、アルコールなども要注意です。
アルコールは抑制力をなくしてしまい過食衝動を強化してしまう可能性があります。
また、アルコールに偏りすぎると、摂食障害の代わりにアルコール依存に陥るケース
もありますので怖いところです。
そして、要注意は甘いもの。
砂糖のたっぷり入ったお菓子はとても危険です。
低血糖を引き起こしやすく、これがまた過食衝動を強化する原因になったりします。
過食症を改善していくには、これらは大前提としながら、
”心のバランスを整える”
ことを大切にしていってもらいたいところです。
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/