まずは摂食障害は病気だと捉えてください(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
摂食障害は、その本人も周りの人も辛いものです。
それは、摂食障害に対する理解の仕方ににひとつの問題があるのだと
思います。
それは、周りから見ると我儘病やただのダイエットの行き過ぎぐらい
にか思われていなくて、
”食んべればいいだ!!”
これは拒食の場合、
”我慢すればいいんだ!!”
これは過食の場合、
と気軽に思い軽々しく言われてしまうところに、無理解があるのであって、
それは摂食障害への無理解であると同時に、その本人の気持ちをまるで
理解していないということへも繋がるもでもあります。
そのことが、
本人に対する大きな心の傷をつくり更に悪化を招く結果となってしまいます。
また、摂食障害を抱える本人としては、周りのそのような目もあるし、
自分でもどうにか変えたいという気持ちがあるので、それを変えられない、
コントロールできない自分に対して、嫌悪感や情けない気持ちというもの
を抱えてしまいます。
そして、我慢したり無理矢理コントロールしようとしたりして、かえって
悪化して、また嫌悪感を覚えるという悪循環へ陥ることがパターン化され
ていってしまいます。
ここでまず理解していただきたいのは、
”摂食障害は病気”
だということです。
そして、食の制限や過食というのは、
”病気の症状”
だということです。
”病気の症状”は風邪の時の熱やくしゃみと同じように
自分の意思ではコントロールできなものなのです。
だから、コントロールできない自分を責めないでください。
病気なのだから、病気の症状は自分ではコントロールできないのです。
病気なのだから、自分でなんとかしようとせずに、まずは周りに相談
して、そして専門化に相談して改善していく必要があるのです。
一人で抱え込まないでください。
まずは気軽にご相談ください。
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/