過食嘔吐の苦しみ(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法カウンセリング)
摂食障害で過食嘔吐する苦しみというのは、
知らない人には、まるで想像がつかない
辛いもの・・・
そこには、吐くことへの苦しみだけではなく、
とても、言い現わせないような深い自己嫌悪感や自己否定感が
横たわっています。
食べて吐くという行為に対するする罪悪感、嫌悪感、醜さ・・・・・
止めたいのに止められないというジレンマ、情けなさ、ふがいなさ・・・・
自分の存在価値への否定感、生きていることの虚しさ・・・
過食嘔吐の多くは、
モヤモヤとしたやり場のない感情のはけ口
となっているいうことで、
単なるストレス発散のひとつの方法と捉えられやすいのですが、
そこは、少し認識を変えて欲しいところです。
もうそんなに苦しまないでください。
もう、そんなに自分を責めないください。
どうぞ、食べて吐いてください。
だって、それは、
”病気の症状”
なのだから。。。
摂食障害は病気なのです。
だから、自分ではコントロールできなくて当然なのです。
コントロールできない自分を責めないでください。
病気なのだから、治療が必要なのです。
人に助けてもらっていいのです。
病気の症状は無理に止めようとしないでください。
あなたは、”くしゃみ” や ”せき” を自分の意思で無理やり止めよう
としますか?
それと同じことです。
だから、病気は病気として受け入れて、専門的に治していきましょう。
病気の症状を自分で無理にコントロールしようとしたり、
コントロールできないことで自分を責めないください。
病気なのだから・・・・
まずは、専門家に相談することをお薦めします。