心の傷はどのように現れるのか(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法カウンセリング)
先日は、幼少の頃の無意識の”心の傷”が今現在
大人のあなたに大きな影響を与えているということでした。
さて、それでは、具体的にはどうのように現れてくるのでしょか?
例えば、人に拒絶されることを極端に恐れるという心理。
拒絶されることを恐れていると、その苦しみを味わいたくないので、
逃避することになります。
つまり、人との関わり方に大きな特徴が現れます。
人から関心を示されないように、目立たないようにします。
また、関わるにしても、まず自分から話をしたり、自分のことを話したり
することを好みません。 自分の世界に浸っていることを好みます。
つまり、孤独を好むようになります。
そして、逃避するためにはあらゆる手段を使うようになります。
アルコールや摂食障害、薬づけなども・・・・
このようなタイプの人は、もともと食が細く、拒食症にもなりやすい人です。
自分を無価値だと感じ消えてしまえばいいと思っています。
そして、
自分の価値を取り戻すには完璧でなければいけないと思っており、
完璧主義者に陥っていきます。
完璧にできないと意味がないといつも考えているので、
極端な黒白思考となって、完璧にできないとなると、すぐに逃避してしまいます。
このような傾向をもっている人が、
幼少の頃に拒絶されるという傷を負っている人たちです。
この心の傷を癒していくには、
まずは本人が気づきそれを受け容れてひく必要があります。
そのへんはまた・・・・