摂食障害のままでいたい理由(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法カウンセリング)
摂食障害は克服したいとは思っているのだけれども、
実はそのままでいいと思っているもう一人の自分がいる。。。
そのような人は多いようです。
そのままでいたい理由は、否定せずに認めてあげる必要があります。
それなりの理由があるし、
実はその理由はとても大切なものなのです。
そのままでいたい理由は無視すべきものではありません。
もし摂食障害を止めるのであれば、そのまま摂食障害でいたい理由が別のところで
ちゃんとカバーできている必要があります。
そうでないと、またバランスを崩して、悪い方向へと陥ってしまうからです。
そんな理由は次のようなものです。
・自分が人と違って特別に思える。
・皆にかまってほしい。
・皆が心配してくれる。
・病気が治ったら私の人生は空しくなってしまう。
・病気が治ったらますます周りから期待されそうで不安。
・両親といつも一緒に家で過ごすことができる。
・食べないことによって、達成感や満足感が得られる。
・大人の人間関係や対人関係が怖い
・これが唯一のストレス発散法である。
・これがあるから気持ちのスイッチができている。
・人生最高の食べる楽しみがなくなってしまう。
などなど、まだまだいっぱいあるかとは思いますが、
これらをみていくと、逆に足りないものが見えてくるかと思います。
何が足りなくてそのような状態になってしまったのかが・・・・
だから、摂食障害から抜け出していくためには、
その欠落してきたものを埋め合わせて行くということが
とても大切になっていきます。
時間がかかるかもしれませんが・・・・・
あとは、実生活以外で埋め合わせて行く方法としては催眠療法が有効です。
⇒ https://www.sinbiz.jp/anorexia2/
ただ、催眠療法で埋め合わせても、実生活での変化も必ず必要になりますので
そこはお間違いのないように。