高いレベルを求める拒食症(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法カウンセリング)
前回は、拒食の傾向がある人は、
自分に厳しい完璧主義者
ということでした。
このような性格の人を執着気質と言っています。
ご自身があてはまるかどうか、
次のチェックリストで確認してみてください。
・何事にも生真面目に取り組まないと気がすまない方である
・自分の責任を果たすために、無理をしてでも誠実に行動する方である
・やり始めたら、完全を求める方である
・与えられた自分の役割に対して、いい加減に取り組むことはできない
・決まり事を守らない人を認められない方である
上の5項目のうち4つ以上がだいたいあてはまるのであれば、
あなたは、執着気質の傾向があると言えるでしょう。
執着気質の人は、その傾向がプラスにでている時は
とても真面目で優秀ですので、
周りから高く評価され一目置かれる存在となります。
ただ、これが行き過ぎたり、ストレスフルな状況に置かれて、
マイナス面が多くなると、本人も周りも苦しむ方向に陥ってしまいます。
まず、ご自身の気質に気づくことが大切です。
そして、上記の5項目は、絶対的な価値観ではないといことを
認識していただくといいかと思います。
あなたと比べれば他の人は、とてもいい加減なのです。
全然違う価値観で生きていたりします。
世の中に絶対的な価値観などないのだと・・・・
絶対に正しいといことはありません。
すべて一度自分の価値観を問い直してみるといいでしょう。
そして、絶対などないのだから、
”まあーいいか”
といういう感覚を
身につけていただくと、
とても楽になるかと思います。
”まーいいか”
です。
お試しを。