あなたはアダルトチルドレン (カウンセリングのポイント)
前回は条件付きの愛情ということについて触れましたが、
今回は、それと関係の深いアダルトチルドレンについてです。
条件付きの愛情で育てられた子どもは、
本当の自分を生きられない・・・
そうなると、ぽっかりと胸に穴があいた感じ
になってしまいます。
何をやっても楽しくない。
満足できない。
物足りない。
それは、
本来の自分を生きていないから。
それでは、どんなお母さんだとそうなって
しまうのでしょうか?
それは例えば、とても理想が高くて高学歴のお母さん
だったりします。
自分の理想があって、こうしたいというのがあって、
自分の設定した枠に子供をはめて、その基準を満たす
ように育てていきます。
早期からの幼児教育などもその一例ですね。
まだ日本語も上手に話せない幼児に英語を教えたり、
塾に通わせたりして教育熱心なママ。。。
あるいは、
そうではないにしても、子どものことを何でも
親がやってしまう、決めてしまうお母さんなどもそうです。
お母さんとしては、強い愛情表現なのかもしれませんが、
何でも先回りして面倒をみてしまう・・・・
子どもが泣く前に、欲しがる前に先回りして充分なものを
与えてしまう。
先回りして子どもの将来を決めてしまう。
そうなると子どもは、自分の感覚や感情を感じたり、
自分で考えて行動していくことができなくなってしまいます。
自分で決められない、
自分の本当の気持ちを伝えられないしわからない、
周りに合わせるばかり、
何をすればいいのかわかない、
とても依存的になってしまう、
本来の自分がわからなくなってしまうわけですね。
そのような人たちを“アダルドチルドレン”
と呼んでいます。
日本型アダルトチルドレンです。
アメリカの場合はちょっと違うのですが・・・
では、
そのような人は
どうすればいいのか???
それはまた・・・
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/