自分に許可を与えてあげよう (対人関係療法カウンセリング)
「私はこういう人間じゃなければいけないんだ!」
または、
「自分にはこんなことできっこない!」
といような、ちょっと好ましくないセルフイメージやネガティブな思い込み。
そんな
”セルフイメージやネガティブな思い込み”
をどうすれば、変えられるのか?
それは、
「~してもいいよ」
と自分自身に許可を与えてあげることです。
「それをするのも、しないのも、私の自由なんだ!」
と。
選択権を自分に取り戻すのです。
そうすると、不思議と思い通りになっていくのです。
あなたが望んでることだけが現実になっていくのです。
それでは、具体的にはどのように許可を与えればいいのか???
まず、許可を与える場合には、否定形は使いません。
潜在意識に暗示を与える時の基本ですね。
暗示に否定形は使いません。潜在意識には通じないのです。
もし、緊張症の人であれば、
緊張しないためどうすればよいかといことで、
「自信をもってよい」
「自分の気持ちを第一に考えてよい」
「人と対等に接してよい」
など,
自分を受け入れるような許可になりますね。
心理学では、これらのネガティブな暗示のことを禁止令といっています。
楽になるには、その禁止令を解いてあげればいいのです。
その禁止令には大きく分けて3つあります。
まずは、行動に与えている禁止令です。
「~してはいけない」「~しなければいけない」
という思い込みに対して、
「~してもいいんだよ」
という許可を与えます。
次は能力を妨げている禁止令です。
ほんとうはやりたいと思っているのに、「私にはできっこない」という思い込み対して、
「~してもいいんだよ」
と許可を与えます。
最後に、セルフイメージです。あなたのセルフイメージを低くしている禁止
令を解きます。
「自分はこうでなければいけない」「どうせ自分はこんな人間なんだ」
というような自分を縛っている禁止令を解きます。
さて、多少具体例をあげておきます。
行動は、例えば
怒ってもいいんだよ。
目上の人に意見してもいいんだよ。
泣いてもいいんだよ。
出来ないって断っててもいいんだよ。
など・・・
能力では、
幸せになってもいいんだよ。
最後まで好きなだけやっていいんだよ。
やりたい仕事をやっていいんだよ。
など・・・・
セルフイメージでは、
魅力的な女性になっていいんだよ。
賢いと言われるようになってもいいんだよ。
立派な人物になってもいいんだよ。
などなど。
いろいろと試してみてください。