自分の中にいる様々な人格が悪さを・・・・ (対人関係療法などのカウンセリング)
あなたには、自分の中には様々な人格がいると感じたことは
ありませんか?
様々な人格がいて、中には悪さをする嫌な人格もいる。
でも、いろんな人格が自分の中にいるのが普通です。
サブパーソナリティと呼ばれいます。
あくまでもサブです。
サブの人格なので、そのサブに好き勝手にやられて、
コントロールができなくなると困りものです。
あくまでもサブとして振る舞ってもらう必要があるわけです。
そのためには、このサブをコントロールできる
本当の自分を確立する必要があります。
しっかりとした自分です。
これが自己の再構築になっていきます。
それで、
その本当の自分とサブパソナリティってどういう関係に
なっているのか?
ということですが、
”心と意識の構造”
に関わる仮設をご紹介しておきたいと思います。
それは、サイコシンセシスという心理学のモデルです。
サイコシンセシスでは、人間の意識を大きくは3つに分けています。
下位無意識、中位無意識、上位無意識といった具合です。
そして、ユングの集合無意識というのはその外側の無意識となります。
中位無意識は、ごく最近の意識群であり、すぐ思い出すことができる
ような無意識です。
ここの中意識のところに本当の自分がいると考えています。
下位無意識は、いちばん下の深層の無意識で過去に関係する無意識です。
忘れてしまっていて、ずっと深く、なかななか意識にのぼりません。
ここは、劣等感、怒り、不安など否定的で抑圧された感情や感覚で、神経症や
心身症の原因になるようなもの。生き方や価値観などの信条や親から受けてきた
メッセージなど。
意識はしていないけれど自分を振り回したり現在の自分に大きな影響を与える
ような諸要素がここに記憶されています。
「普通の人は多かれ少なかれ気づきのないままにこの下位意識に振り回されている」
と言われています。
ここに問題となる個人の悩みや葛藤の多くがあるのです。
つまり、サブパーソナリティの多くはこの下位無意識に存在すると考えられます。
そして、上位の無意識はトランスパーソナルの領域と言われている無意識の領域です。
ハイヤーセルフやスピリチュアルの世界と言ってもいいかもしれません。
さて、それではこのような仮説モデルから、本当の自分とサブパーソナリティとの関係は
どのようになっていているのか?
どうすれば、統合・調和が図られていくのか?
その具体的なメソッドは?
というところですが、
そこはまた・・・
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