拒食のルール(対人関係療法などのカウンセリング)
とても厳しい食事のルールで
自分を縛り、食制限をして体重コントロールする!!
それが拒食症の人の特徴でもあります。
例えば、
・そこにいる人以上には決して食べない
・厳密に決めたカロリー以上には絶対食べない
・決めた時間以外には絶対食べない(遅れれば食べない)
・何かを成し遂げるまでは食べない
・お腹がすくまでは食べない
・緑色の食べ物は食べてはいけない
・赤い食べ物は毒になるから食べない
・お皿の食べ物は時計まわりに食べる
・野菜・タンパク質・炭水化物の順番に食べなくていけない
拒食症の人は、このようなルールを守ることによって安心感得ています。
だから、決してこれらルールを安易に否定してはいけません。
家族は焦ってルールを変える説得をすることも
かえって逆効果になることがほとんどです。
対応としては、直接的なアプローチはなるべく避けた方が無難でしょう。
それよりも大切なのは、食以外のところでの安心感です。
安心感を醸成しながら、食に関しては一歩下がって客観的な姿勢で
検討していける方向にもっていくことが懸命な方法です。
やはりそこには家族の理解と愛情がとても重要なものと
なっていきます。
だから、家族のあり方から先に見直していったほうが
いい場合もあるのです。
そのような場合には家族のカウンセリングがお薦めです。
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