対人関係で“【自分の思い込みに気づかない】”
前回から仮面=サブセルフのコアビリーフ(信念)をテーマにして
いますが、これは大変重要なテーマであると同時に自分では気づき
にくいといったやっかいなところがあります。
このメルマガでは、まずはそれに気づくための情報をお伝えしていきた
いと思います。気づかいない大きな理由は、それは自分の傷なので見たく
ないし触れたくないからという面も大きく影響しています。
さて、
自分の思い込み=コアビリーフに気づかない!!
それは、前述の傷に触れたくないし見たくないといった逃避という
側面と抑圧といった問題もあります。
思い込みに気づくためのサインは感情なのですが、
感情を抑圧してしまっていると益々気づき難くなってしまいます。
感情の抑圧は、傷からの逃避という意味もありますが、
家庭環境や社会環境、教育・文化などの風潮によって抑圧されてしまう
場合も多くあります。
人間の記憶というのは、感情が伴うことによって深く刻まれます。
だから、感情を手繰っていくと思い込みに繋がっていくのです。
でも、感情を抑圧しているとその手がかりがなくなってしまいます。
ここでいう感情は特にネガティブな感情です。
ポジティブな感情は豊かでもネガティブな感情を抑え込んでいるという
人が実に多いのです。(感情からの逃避や誤魔化しや紛らしなども・・・)
そして、もうひとつ気づき難くしてしまうものとして、
“自動反応”
という性質が大きく影響しています。
人間には無意識のうちに反応してしまうという、
とても便利(?)な機能を持ち合わせています。
意識して行動しなくても自動反応的にできてしまうのです。
わかりやすいのは、自転車の運転や車の運転などです。
自転車に乗る時に右足そして左足でを動かして、腕でハンドル
をコントロールして、全体でバランスをとってといったように
頭で考えて意識して行うことはありませんよね。
それと同じように、子どもの頃に身につけてしまった、
心理反応パターンというのは、自動反応的になっているのです。
だから、なかなかか気づくことができません。
例えば、極端な例になります、DVの問題。
“私は虐待される”という思い込み=コアビリーフを持っている
場合です。
本人はそんなこと思い込んでいるなどとはまるで気づきません。
でも、無意識のうちに自分を虐待するようなパートナーを選んで
いたり、虐待を許容してしまったりします。
“私は虐待される”という信念を持っている場合の自動反応としては、
他に、他者信用せず自己開示しないという自動反応、
また、他者を利用してやられる前に虐待する、
といった自動反応をしてしまう場合もあります。
この自動反応というのはとても優れた機能であると同時に
少し困った側面もある訳です。
ここを修正していくには無意識を扱ったカウンセリングが必要
になってきます。
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