対人関係などで、“”今を変えるには！”
前回は、気持ちが楽になって、人生がうまくいくようにするには
今を生きることが大切ということでしたが、そう簡単ではありません。
何かモヤモヤしたりイライラしたり、
常にブレーキがかかっていて、やりたいことができていない、
あるいは逆にアクセルを踏み過ぎて、いつもオーバーワーク気味、
いつも人の顔色を見ながらドギマギ・・・
言いたいことが言えずにいつも我慢しいてストレスを溜めている・・・
過去や未来に気持ちが動揺させられてしまう！
それをどうにか変えようと思うのだけれど、なかなか変えられない！
どうすれば、そのような現実を変えることができるのでしょうか？
さて、
今を変えたいけれど変えられない！
今を変えるための鍵を握っているのが、
“インナ―チャイルド”です。
例えば、よくあるのが、
“いつも人の顔色を伺ってしまい自己主張ができない！”
といったような場合。
本当は自分のしたいようにして、
言いたいこともちゃんと言いたいのに言えない！
いつも気を使ってしまって、対人緊張が強くて疲れてしまう！
特に、うつ病や摂食障害の人に多いパターンです。
あるいは、
“そのままの自分では価値がない！”
という意識がいつも強くて、
必要以上にやり過ぎてオーバーワークになって疲れきってしまう！
でも、人よりやっていないと存在してはいけないような気に
なってしまう・・・などなど。
そのようなパターンを変えていくには、
やはり、“インナーチャイルド癒し”がとても効果的です。
“インナーチャイルド”というのは、自分の潜在意識の中に
潜んでいて、無意識のうちに影響を与えている存在です。
どのような人の中にもいるものです。
ほとんどが子どもの頃にできあがりますが、大人になってから
つくられるインナーチャイルドもあります。
ほとんどの場合、そこには心の傷を負っています。
心の傷を負っているからこそ、そこで強い信念が潜在意識に
深く刻まれるのです。
摂食障害でよくある、
“痩せていなければ価値がない”
といった思いも正にそうです。
やはりそこで心の傷を負っているからこそ、
心の奥深くに刻まれてしまうのです。
そのように深い心の傷を負って、
“私には価値がない！”
“自己主張してはいけない！”
“わがまま言ってはいけない”
“自分が我慢すればいい！”
“私は人一倍努力しなくてはいけない！”
といったような、信念＝コアビリーフを抱えたインナーチャイルド
が、自分の知らないうちに大きな影響を与えているのです。
だから、
変えられない今を変えていくには、
このインナーチャイルドと上手につきあっていくことが
とても大切です。
その順番としては、
まずは気づく、
そして、否定せずに受け容れていく。
今まで、無視したり抑え込んだり、知らないふりをしたのだから、
まずそこからです。
そうして、インナーチィイルドの言い分をちゃんと聞いてあげます。
何を怖れているのか？
何を望んでいるのか？
どうして欲しいのか？
などなど、
インナーチャイルドと対話していきます。
そうして対話して何をしていくのか？
というと、まずは抑え込んできていた、ネガティブな感情を
解放してあげるということです。
感情解放がまず大切です。
感情はエネルギーなので、それが滞っていると、
それだけで、モヤモヤ・イライラしたり、気分が沈んだり
するものです。
そのように感情を解放していって、そこからがまた大切な
ところになります。
その続きはまた次回に。
つづきはまた・・・・
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