自動反応の人生から抜け出す!
私も含め、多くの人は、
“自動反応”
で人生を送ってしまっているようです。
何も考えていないという意味ではありませんが、
考えているのだけれど、その考えや行動事態が無意識の内に
自動反応してしまっていてパターンにはまっているという
ことです。効率的といえばそうなのかもしれません。
そこが、前回の仮面の続きにもなるところです。
一体、無意識の内にパターン化されてしまっている人生とは
どのようなものなのでしょうか???
さて、
無意識の自動反応というと、
まず思いつくのは、自転車や自動車の運転など・・・・
意識的にああしよう、こうしようと思わなくても
無意識に自動的にやっていて、問題なくできてしまう。
でも、自転車や自動車の運転と同じように無意識の内に
人生を自動運転してしまっていると思うと少し恐ろしいものです。
でも、多くの人がそれをやってしまっているようなのです。
私もよくそれに気づかされて、ぞっとすることがあります。
何も考えることなく自動的に反応している、
そんなコミュニケーションってありませんか???
“私はいいです”
“私はダメです”
“私にはできません、無理です”
とか・・・・様々あります。
その無意識の内に支配している典型的なものが、
前回触れた仮面です。
仮面には3つのタイプがありました。
(1)愛されたい服従の仮面
(2)強がり戦士の仮面
(3)穏やかな逃避の仮面
の3つです。
まず、自動反応させているのはこの仮面です。
でも、その自動反応の本質は、その仮面の奥に隠れています。
それは、仮面の奥に隠れている、信念=コアビリーフです。
そして、そのコアビリーフをつくる原因となった
“心の傷”です。
特に仮面は、この心の傷を隠すためにかぶっているので、
心の傷が揺さぶられるようなことがあると、
仮面は激しく反応してしまうわけです。
例えば、
“私はそのままでは愛されない!!”
といったコアビリーフを抱えているとします。
そのようなコアビリーフを抱えるのは、
必ず愛されたい時に愛されなかったという経験
による心の傷を抱えています。
まず、ここで悲しみを抱えます。
そして、
この心の傷によって、
“そのままの自分で愛されない“
といった、コアビリーフを抱えることになります。
そして、この心の傷を隠すための仮面をかぶることになります。
仮に、
仮面は攻撃的な仮面をかぶっていたとします。
強がり戦士の仮面です。
そうだとすると、
強がり戦士の仮面は、愛される又は認められるために
異常なまでの努力する人をつくり、決して弱さを見せない人に
仕立てあげていきます。
そのままの自分で愛されないのですから、
何かプラスアルファの価値を加えなくてはいけないのです。
ワーカーホリックになりやすい人でもあります。
そうして、
人に批判されると、過剰反応して攻撃し返す。
愛されないのではないかと思うと過剰反応で
自己アピールしたり、しがみついてしまう。
自分の弱みは決して見せない。
弱みが露呈しそうになると隠したり
攻撃によって自己防衛したり、自己正当化しようとしたり
してしまう。
といったような自動反応をお越してしまいます。
考えて行動しているわけではないのです。
ここで、反応を起こさせている源は、
実は仮面ではなく、その奥にある心の傷の
疼きなのです。
いかがですか?
これが無意識の自動反応だと恐いものです。
これらを軌道修正していくためには、
まずは無意識を意識化していくことが
とても大切です。
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