【期待と裏切り】
夫婦間の問題。。。
あるいは恋人同士。。。
そして、親子の問題と・・・
そこには人生の様々な問題が凝縮されているものです。
さて、
あなたはいかがですか？
コミュニケーションはうまくいっていますか？
夫婦や恋人同士の。。。
あるいは親子。
お互いの期待が裏切られ、
なかなかうまくいかずに悩んだり塞ぎ込んだり、
イライラしたりしていませんか？
その悩みやモヤモヤ・イライラなどの多くの原因は、
“過大な期待”
です。
例えば、
妻から夫への期待とし、
”休みの日は家族サービスをして欲しいとか”
”夫婦のくつろぎの時間をゆったりとって欲しい”
”家の力仕事はすべてやって欲しい”
といったようなものがあったとします。
これがある程度果たされればいいのですが、
妻の期待を裏切り
まるでやってくれない。
休みの日はゴロゴロ
自分勝手なことしかやらない。
あるいは休みの日も家にいない・・・・
妻は期待を裏切られ、イライラ、怒り、
あるいは、あきらめ、絶望・・・・悲しみ・・・・
夫はというと、
その妻の期待に辟易かも知れません。
とんでもないと思っているのかもしれません。
折角の休みの日ぐらい好きにさせて欲しい
疲れているのだから・・・
休ませてくれ～
あまり家にいないのだから出来るはずがない！
だから、家にはいたくない・・・・
などなど
妻が怒鳴って、夫が言い返して、大ゲンカ。
あるいは、妻は何も言わずただ不機嫌、
ダンマリを決め込む・・・
こうなると妻と夫との間に大きな溝ができてきます。
妻の期待とそれを裏切る夫・・・・
そして夫の期待を裏切る妻・・・もいっぱいあります。
詳しは書きませんが・・・
よくある構図です。
それでは、
どうしていけばいいのしょうか？
そこで重要になってくるのが、
”自己志向”
という考え方です。
自分は何を期待しているのか？？？
自分は何のために頑張っているのか？？？
ということで、
“その期待は妥当な期待なのか？”
“期待は相手にちゃんと伝わっているのか？”
また、
“結果としてどうして欲しいのか？”
”相手に認めて欲しいの？”
“相手に愛して欲しいの？”
これら、相手に多くを求め過ぎている状態というのは、
際限なき戦いが続くものです。
それは、他者志向と言われているものです。
常に意識が外に向かっていて、周りに振り回されてしまいます。
自分ではコントロールできない相手によって右往左往、
一喜一憂してしまうのです。
そういう他者志向はあまり好ましいものではありません。
そこで大切になってくるのが、
”自己志向”
これから大切になってくるのではないでしょうか？
”自己志向”
というと、
自分の好き勝手に、周りを気にせず我儘に生きる
というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、
そういうことではありません。
ここでの”自己志向”というのは、
もっと奥にある、
つまり”エゴ”ではない、
内面の、本当の自分という意味です。
本当の自分ということであり、
それは、自分の内面の奥に存在する
曇りのない純粋な自分というということです。
この”本当の自分”
の満足こそが、本当の充足をもたらすという
考え方が、”自己志向”です。
自己志向が、ずっと扱っている心の傷を癒し
仮面を外すことにも繋がっていきます。
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