摂食障害と性格の関係はどうなか???
【摂食障害と気質】
摂食障害コラムレッスン8では、摂食障害を克服していく上で、心のバランスだけではなくて、
身体のバランスと習慣の見直しも大切なところだとうことでした。
さて、今回は、摂食障害に与える影響が大きい性格についてです。
ここであらためて確認しておきたい重要な視点が、
ダイエットしても、摂食障害になる人とならない人がいるのはなぜ???
というところです。
そのひとつの原因が、ダイエットしている時の心の状態の違いです。
ダイエットのきっかけとなったその考え方やその時の心の状態です。
心がアンバランスな状態で行われたダイエットは、摂食障害に結びつき
やすいということです。
そして、もうひとつは元々抱えている生まれながらの性格、気質という
ものが大きく影響しています。次にそこを少し見ていきたいと思います。
摂食障害になりやすい人の性格は、
・不安がとても強い不安気質の人
・新しいものや冒険を好む新奇気質の人
・特に拒食にないやすい完全を求める執着気質の人
この3つの気質(性格)が大きくかかわっています。
【摂食障害は不安気質と執着気質が・・・・】
まず、不安気質というのが大きく関わっていますので次の項目について
どのくらいあてはまるか考えてみてください。
・心配症なほうである
・神経質なほうである
・思い込みしやすいほうである
・一度不安になると、色々悩んでしまうところがある
・疑いが生じると、妄想的になるところがある
いかがでしょうか?
5項目中、4項目以上についてだいたいあてはまるようであると、
不安気質の傾向がとてもつよいと言えます。
そのような場合、まず大事なのは、
自分は普通の人よりも不安が強いのだということを意識するという
ことです。
一方、拒食の人の場合には、
”太ってはいけない”
というとても頑固な気持ちがあります。
それは、気質で言うと執着気質と言われるもので、
一言でいえば、
”完璧主義”
です。
なかなか妥協ができない。
完璧にやらないと納得できないタイプです。
特にその傾向がつよいのは、過食を伴わない拒食症の人です。
過食を伴う拒食、つまり過食嘔吐の人の場合でも、最初は、
拒食症から始まって、やがて過食嘔吐に移行していくケース
も多いのですが、そのような拒食から始まった人にも完璧
を求める傾向があります。
そして、もうひとつ特徴的なのが、
自己評価が低いところです。自己否定感が強いと言ってもいい
かと思います。
自分に厳しい完璧主義者であって、さらに、自己評価が低いので、
ダイエットを徹底的にやってしまうのです。
こんな私だから・・・
私はダメだから・・・
他の人よりも徹底的頑張らないと、
認めてもらえない・・・
存在価値がない・・・
愛されない・・・・・・
自尊心がとても低いのです。
摂食障害を克服していくには、この自尊心を向上させていく
ことがとても大切になります。
◎摂食障害コラムレッスン9 実践課題
強い自分をつくっていくための基礎レッスンです。
感情に支配されたり振り回されない自分をつくっていきます。
感情コントロールにはマインドフルネスが役立ちます。
こちらのサイトページ⇒ https://www.sinbi-s.info/mindfulness_lp/
YOUTUBE動画は⇒ https://youtu.be/eWHO8iwFjaA< /p>
食と感情の変化日誌はつけているでしょうか?
そして、あなたの課題はいかがでしょうか?
そして、感情の支配から抜け出すためのカードは作成しましたか?
感情に支配された時にカードは利用していますか?
ここでは更にやっていくのは、自分を制限する信念=コアビリーフや、
考え・感情・身体感覚などに振り回されない自分つくりです。
これらに同一化している自分から脱同一化した本来の自分へと
戻っていくためのレッスンです。
そして、そこで大切なのが、心を安定させて、感じる、そして
それに巻き込まれないということです。巻き込まれてコントロ
ールできなくなることを同一化と言います。
ここでは、自分自身のコントロール感を取り戻すための、同一化
から抜け出して、脱同一化していくための基礎レッスンを紹介し
ていきます。
このエクササイズはYOUTUBEの動画でガイドをしていますので
是非、ガイドを聴きながら実践してみてください。
こちらからどうぞ⇒ https://youtu.be/88mvv6jRPyE
【脱同一化のエクササイズ】
このエクササイズは自分自身についての限定された考え方を手放し、真のセルフの深遠な感覚を見出す方法です。
この過程を通して、私たちは完全に自分自身であるように、自由と選択していく力を得ることができます。
私たちの身体、感情、知性を、それらのたえず変化している状態に振りまわされることなく、感謝と自己確信のパワーをもって行使することができます。
楽な姿勢で座り、身体をリラックスしてください。呼吸が深くゆっくり深くなるようにしてください。 そして、次に私の言葉に意識を集中し、あなたの心の中で繰り返してください。少し声に出してみても結構です。
「私は身体をもっています。しかし、私は私の身体ではありません。私の身体は、健康であったり病気であったりそのときによっていろいろな状態になります。また、休息がとれていたり、疲れていたりします。
しかし、それは、私のセルフ、真の『私』とは全く関係がありません。私は、自分の身体を、外界において体験し、行動するための貴重な道具として重要に思っています。しかし、身体は私の単なる道具にすぎません。私は身体を大切に扱い、よい健康状態を保つよう心がけます。しかし、身体は私のセルフではありません。私は身体をもっています。しかし、私は私の身体そのものではありません」。
次のキーワードを繰り返してください。
「私は身体をもっています。しかし、私は私の身体ではありません」
また、同じように私の言葉に意識を集中し、あなたの心の中で繰り返してください。少し声に出してみても結構です。
「私は感情をもっています。しかし、私は私の感情ではありません。私の感情は多様であり、変化するものであり、またときには相矛盾するものです。私の感情は、愛から憎悪へ、平静から怒りへ、喜びから悲しみへと動揺します。しかし、私の本質は-私の本性-は変わりません。『私』は変わらず安定しています。もし、私が一時的に怒りの波にのまれるとしても、怒りの波はそのうち過ぎ去ることを私は知っています。ゆえに、私がこの怒りなのではありません。私は、自分の感情を観察し、理解することができます。さらに徐々に感情を方向づけ、利用し、調和もったものに統合していくことができるので、そのような感情が私のセルフでないことは明白です。私は感情をもっています。しかし、私は感情ではありません」。
「私は知性をもっています。しかし、私は知性ではありません。私の知性は、発見と表現の大切な道具です。しかし、知性は私という存在の本質ではありません。知性の内容は、新しい概念、知識、経験を取り入れるにつれて絶えず変化します。私にしたがうことを拒むこともしばしばです。それゆえ、知性と私が同一ではありえません。知性は、私の内界と外界に関する知識の器官です。私のセルフではありません。私は知性をもっています。しかし、私は知性ではありません」。
次も同じようにしてください。そして、その言葉が呼び起こすあなたの体験に心を開いてください。
「私は身体でも、感情でも、知性でもありません。では、私は何なんだろう。私は純粋なる自己意識の中心である」。
「私は心理プロセスと身体のすべてを観察し、方向づけ、利用できる意思の中心である。私は目覚めているものである。私は選択するものである」。
そのへんのところは、
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