摂食障害のカウンセリングでよく出る話★摂食障害はお母さんのせい？？？★～摂食障害カウンセリングSINBIブログ

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摂食障害のカウンセリングでよく出る話★摂食障害はお母さんのせい？？？★

こんにちは。

過食嘔吐・過食症・拒食症の摂食障害

克服・治療カウンセリング

ＳＩＮＢＩの福山です。

何かと、

摂食障害で話題になるのが、

お母さんですよね。

それは、

摂食障害のカウンセリングの現場での

話題として、よく出てくるものです

摂食障害では、ご本人はもちろん

辛いのですが、

お母さんも苦しくなってしまう

ということがよくあります。

お母さんもカウンセリングを受けた方が

本当はいいのですが、なかなかそうはいかない

ものです。

今日は、

そのへんの摂食障害の克服・治療のカウンセリング

とお母さんについてです。

また、

お母さんとの関係については、自分の本当の気持ちに気づいて

いくことがとても大切です。対人関係療法のところですね。

自分の本当の気持ちに気づいていくには、

摂食障害のカウンセリング治療以外に

マインドフルネスや瞑想がとても役に立つものです。

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[摂食障害でお母さんは心労してしまいます]

摂食障害は何かとお母さんが問題にされ、

お母さんが辛い思いを

してしまうもの。

摂食障害で、よく言われているのが、

　　　　満たされない気持が過食を生みだしてしまう！

　　　　愛されない不安から拒食になってしまう！

　　　　家庭での安心がなくて摂食障害へ！

と何かと母親の愛情が不足していて

摂食障害になってしまうということが

言われてしまいお母さんが悩んでしまいます。

でも、その本質を見ていくと、決して、

　　　　”お母さんの愛情不足が原因ではない”

のです。

[見出し：摂食障害は結局は本人の問題]

その本質とは何か？？？

というと、

　”本人が決めている”

ということなのです。

つまり、

愛情を受け取るか受け取らないかは、

本人が決めているということなのです。

愛情に満たされているかいないかは、

　　　　　”本人の選択”

だということです。

それを如術に現わすのが、

姉妹での違いです。

上か下かの違いは確かにありますが、

同じ様に接していて、育ち方はまるで違う

ということはよくあることです。

例えば、よくある例としては、

　　　　　”決して甘えない”

　　　　　”我儘を言わない”

　　　　　”聞き分けのいい子”

　　　　　”子どもらしくない大人びた子”

という例が、摂食障害ではよく出てきます。

さて、そのような子は、

母親の愛情が不足していたのでしょうか？？？

[実は本人が愛を受け取っていない]

ほとんどのケースでは、

　”母親の愛情を受け取らない！”

としう選択を本人がしているのです。

その選択の理由は様々です。

　　　　　”母親に迷惑をかけたくない”

　　　　　”母親を悲しませたくない”

　　　　　”お母さんにこれ以上負担をかけてはいけない”

といったような思いからなどなど

様々な理由があります。

これらは、

本人が決めていることですから、

あまりお母さんが責任を感じ

なくてもいいということです。

子どもとは言え、自己責任で人生を

選択してきているのです。

だから、

本人は自分の人生の課題としてしっかり

と取り組んでいくということが大切に

なってきます。

ただ、

お母さんにはお母さんなりの自己責任があり、

そこに人生の課題が現れて

いるのだと思います。

それぞれの人が自己責任として

課題に取り組んでいっていただける

とよいのでないかと思います。　

くれぐれも、不毛な悪者探しは

しないでください。

摂食障害は、他のご家族にとっては

とても大変な事態です。

[摂食障害は家族が人生を見直すチャンスでも・・・・・]

大変な事態であるからこそ、

いろいろなことを根本から見直すことが

できるのチャンスであるという見方もできます。

根本から見直さないと問題を

解決することはできません。

摂食障害は、表面的に対応しても治らずに

再発を繰り返してしまうだけのものです。

これはご本人の人生を見直すチャンスでもあり、

更には、お母さん自身の人生を見直す

チャンスでもあるのです。

そして、

お母さんだけではなく、お父さん、

更にはご家族全員でもあります。

表面的な対応で終わりにせずに、

根本からしっかりと向き合って

いただければ幸いです。

それではまた！