自分のことがよくわからない???
“怒り”について2回取りあげてきましたが、この怒りが
よくわからないという場合もよくあります。
自分の気持ちや感情がよくわからない・・・または、自分が
どうしたいのかがよくわからない・・・
つまり、自分のことがよくわからない・・・といったこと。
今回は、少し自分について少し掘り下げていきたいと思います。
さて、
カウンセリングでは、最初に自分を知ることを重視して
行っていきます。
うつ病や摂食障害などで、多くの人は自分を見失っている
状態にあります。
様々な感情に飲み込まれてしまっていたり、感情を抑圧しすぎ
て、よくわからなくなっていたり・・・・
感情や考えが混乱してしまっていて、整理がつかない・・・
どれが、本当の自分なのか?
何が問題なのか?
自分に何が起こっているのか?
どうしていけばいいのか?
そのような場合、
まず、大切なのが、自分をじっくり整理して見直していく
ということです。
自分の性格・考え方・気持ち・感情、行動特性、
過去に起きた出来事、それに伴う気持ちや考え、
心理パターン、コミュニケーションパターン、
今、抱えている問題、それに関わる気持ちや考え、
今の問題と過去との関わり・・・・・などなど。
このようなことをまずは、客観的に整理して見ていくことが
とても大切です。
それも、左脳的な分析的方法と右脳的なイメージなどによる
方法の両面からのアプローチで行っていきます。
例えば、右脳的なアプローチの場合には、
イメージや身体の感覚を使っていきます。
どんな色や形、あるいは表情やスタイルのイメージが
あるのか。
身体のどこでどのように感じているのか。
といった、フォーカシングやイメージワークを行って
いきます。
それをやっていくと、
そこに様々な気づきが生まれてきます。
そして、その気づきを、少しずつ受け容れていく
という作業もできるようになってきます。
そうなると、気持ちが落ち着いてきて、
今の問題が明確になり、
どうすればいいのかという問題解決の方向性
も見えてくるものです。
もし、今の自分にはそれが必要かなと思われる人は
お気軽にカウンセリングへお越しください。
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