生活環境の変化が原因で引き起こされる不眠症(生理学的要因)
不眠症が引き起こされる原因のひとつに、生活環境の変化が挙げられます。
生活環境というのは、主に生活習慣や食生活をさしています。
生活環境の変化のひとつに、仕事が変わったことによって生じる生活習慣の変化があります。人間の体は日が出ている昼間の時間に活動し、日が沈んだ夜の時間に睡眠をとることが一般的な生活習慣となっています。しかし、仕事の関係で眠りに就く時間の変わったことにより、うまく寝付けないことが続く場合も不眠症の原因として考えられます。
引っ越しによる生活環境の変化もあります。引っ越した場所が線路沿いや幹線道路に隣接していて、深夜でも走行音が聞こえる環境にあったり、人が集まる繁華街の付近に住んでいて、深夜まで騒音が聞こえるなどの生活環境から寝不足が続くことも原因として考えられます。入院や出張などの旅先でも慣れない環境で落ち着かず、眠りにつけない場合もあります。
生活習慣の変化から生じる、食生活の変化も睡眠に大きく関わります。
寝る前に食事・飲酒をすることで、体は消化活動やアルコールの分解活動を行いますので、睡眠に入ることができなくなります。
このような生活リズム・食生活の乱れから、睡眠時間がとれず寝不足になり、眠りの質も悪くなって不眠症が引き起こされます。
メンタルオフィスSINBIでは、不眠症を引き起こす生活習慣の見直しをサポートしております。生活習慣は見直す必要があるとわかってはいても、自分で改善することはなかなか難しいことがあります。ひとりで悩まずに、お気軽にご相談ください。