対人関係で現れる“仮面を外すには？”
前回は、いい人を演じていると、本心を言ってないので、
相互理解というものができないし、自分の理解者はどこ
にもいない・・・・・・誰もわかってくれない・・・・
孤独でさみしい・・・・
本心を言ってないのだから、当然そうなっていって
しまうということでした。
それでは、どうすればこの“いい人仮面”外していく
ことができるのでしょうか？
さて、
“いい人仮面”を外すということですが、
まず、最初に必要なのは
“気づく”
ということです。
実は、多くの人が“いい人仮面”をつけていることが、
“普通だ、当たり前だ、皆そうしている・・・”
と思っているのです。
もしかしたら、あなたの周りの人は皆そうなのかも
しれません。
同じような人が集まってきますので・・・
でも、よくわかって欲しいのは、
問題を抱えてカウンセリングに来る多くの人が、
この
“いい人仮面”
で苦しんでいるのです。
まず、そこに気づいてください。
あなたは、人に会った後にどっと疲れたりしていませんか？
あなたは、人に接することによって、“モヤモヤやイライラ”を
抱えたりしていませんか？
あなたは、人は誰も私のことを、“わかってくれていない！”
と思っていませんか？
知らず知らずの内に、人との距離が離れていませんか？
また、あなたは、いつもニコニコ笑顔で、
我慢して、周りに合わせる人が素晴らしい人だと
思っていませんか？
実にこのような“いい人仮面”をかぶっている人が、
うつ病や摂食障害などのメンタルの問題を抱えやすい
のです。
もしかしたら、身近にそのような人がいて、
そんな人になりたいと思っているのかもしれません。
でも、多くのそのような人は、人知れず苦しんでいるという
のが事実なのです。
そこに、気づいてください。
“いい人仮面”は、当然でも普通でもないのです。
“いい人仮面”は、病気をつくりだす困りもの・・・・
そこにまず気づいてください。
そして、いい人仮面を外しても、決して評価が下がったり、
家庭や友人間の平和が乱されたり、
人が離れていったり、
人に嫌われたりするということはないのです。
そのように考えしまうには、
そのような自分をつくった理由が必ずあります。
そのへんはまた・・・・
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