カウンセリングで大切にしている“無条件の愛って???”
前回は、カウンセリングや心理療法で最終的に目指している
いちばん大切なものは、
“無条件の愛”
ということでした。
ただ“無条件の愛”と言われてもよくわからないと思います。
無条件の愛とは、人から受け取る愛だけではなく、大切なのは、
“自分への愛”でもあります。
それが、如術に現れるのが、“他者との関係性”であったりします。
これも益々わかり難いかもしれませんが・・・・
そこを少しずつお伝えしていきたいと思います。
さて、
“無条件の愛”
が、“自分への愛”であるということ・・・・
自分を無条件に愛して受け容れることができて
いるのかどうか???
ということが、いちばん大切なところになってきます。
自己否定して自分を受け容れることができていない!!!
ということが様々な問題へと発展していきます。
それが如術に現れてくるのが対人関係なのです。
対人関係が、“自分への愛”のレベルを知らせてくれるサイン
になっているのです。
自分を無条件に愛することができていないと
何が起きてくるのか???
というと、
自分に正直になれない!
自分を繕う!
本当の自分を隠す!
本当の自分を見ようとしない!!
そして、他者へ投影して、他者を批難してしまう!!
この、“他者を批難する”
ということに現れてくることがまた事態を複雑にしてしまいます。
この他者を批難すると言うのは、何も口に出して
批難するということだけに限りません。
口に出さなくても、ただその人に接したり、存在を感じるだけで、
“イライラしたり”モヤモヤ“する
というものも他者への批難にあたります。
これがあると、
対人関係でのストレスが激しくて疲れきってしまう、
あるいは誰も自分のことをわかってくれない、
いつも孤独を感じてしまう、
などなど・・・・といった症状や気持ちが生じてきてしまいます。
これでは対人関係はうまくいきません。
そして、ここが少しやっかいなところなのですが、
なぜ他者を批難してしまうのか?
というところで、それは、先程あった、
“自分はダメな人間なんだ!!”
“自分には価値がないんだ!!”
といったような思いを抱えていると、
そのような自分を
見たくない、隠したい、認めたくない!!
という心理が働いてしまい、無意識に他者を批難してしまうという
ことなのです。
この無意識がくせ者で、
無意識だから自分を受け容れていないことにも
気づかないという現象が生じてしまうわけです。
他者を批難することによって自分を正当化しているのに・・・・
ここにどのように気づいて、
どうやって修正していけばいいのか?
というところがとても大切なところになってきます。
そして更に問題になってくるのが、
不安や孤独といった怖れが生まれてきてしまう、
といったことであり、
それらが大きく無条件の愛と関わってくるところです。
そこはまた・・・・
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