【他人に振り回されて・・・】
前回触れたような、他人や外のものに振り回されて、
一喜一憂してしまって多くのストレスを抱えてしまう
といったようなことはありませんか?
今日は、そこからの抜け出し方について少し触れていきたい
と思います。
前回触れたように、他人や外の対象物に振り回されて、
一喜一憂してしまうととても大きなストレスを抱えて
しまうことになります。
特に他人に振り回されやすいパターンとしては
いくつかのタイプがあるものです。
その中のタイプのひとつとして、他人と自分の境界が
あいまいになってしまっている人がいます。
それは、
自分の幸せは、“他人によって決まるもの”と思ってしまって
いるタイプ。
または、同じようなことなのですが、
“私には他人の幸せに責任がある”
といったように、自分と他人との境界線が曖昧になってしまって
いる場合です。
例えばこのようなことになってしまいます。
今日は職場で上司がとても不機嫌・・・・
何かイライラしているようだ。
私が何か悪いことをしてしまったのかな・・・・・
と、あれやこれやと考えてしまいとても不安になってしまう。
あるいは、
職場で、上司に食事に誘われた時に断ることができない。
それは、相手ががっかりする顔を見たくないから。
相手のがっかりする顔を見たくないために断れない、
ノーを言えないという人は実に多いものです。
でも、どうでしょう?
相手の気持ちにあなたがそこまで責任を持つ必要がある
のでしょうか?
相手の気持ちが沈むと言うのは、あなたの責任なのでしょうか?
他人の気持ちに責任を持ち過ぎて周りに振り回されてストレス
を抱えてしまう人が実に多いものです。
人の気持ちは基本的にはその人考え方や価値観に影響される
ものです。他人にははかりしれないものがあります。
そんな相手の気持ちにまであなたが責任を持つ必要があるので
しょうか。
このような習慣は、多くはお母さんと関係性のなかで形成され
ていきます。
お母さんが望むような期待に応えないとがっかりされてしま
ったり、許されないという経験をしてきたのかもしれません。
少しご自身がなぜそのように考えるようになってしまったのか
自分自身の過去を辿っていくといいかもしれません。
他人の機嫌に必要以上に責任を持たないでください。
それは、相手の人の責任です。
自分は自分は、他人は他人、
以下の文章をかみしめてみてください。
「ゲシュタルトの祈り」
私は私のことをする。
あなたはあなたのことをする。
私は、あなたの期待に応えるために生きているわけではない。
そしてあなたも、私の期待に応えるために生きているわけではない。
私は私、あなたはあなた。
もしも偶然、私たちの心が触れ合うならば、それは素敵なことだ。
もし触れ合えないとしても、それは仕方のないことだ。
(F・パールズ博士)
つづきはまた・・・
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