【ストレスは根源から断つ!!】
さて、様々な病気の源と言われているストレスですが、
ただ発散法をやっているだけでは限界があるものです。
今日はそのストレスの断ち方について触れていきたと思います。
それでは、まずストレスとはどんなものなのでしょうか?
ストレスは、目の前のことが思い通りにいかない時に
発生してくるもの、
“期待と現実のギャップである”
と言えるかと思います。
例えば、
“彼に今日の午前中にメールを送ったので、今日中に返事は来るだろう”
という期待。
“彼からのメールの返事は深夜0時を過ぎてもまだ来ない”
という現実。
さて、
ここには、メールは当日中に即返事をすべきという彼への期待があります。
そうして、現実の捉え方ですが、事実はまだメールが来ないということ
だけです。
でも、この事実に様々なものを付け加えてしまっているのが、人それぞれ
の現実の捉え方です。
期待の描き方と現実の捉え方がストレスの大きさに影響を与えます。
期待は、
“~であるべき”
“~すべきである”
“~であって欲しい
といったようなものですね。
そして、現実の捉え方も人それぞれです。
同じ現実を、人によって、様々な捉え方をするものです。
例えば、彼からメールが来ないという例では、
”彼は他の女性と一緒にいてメールが打てないのかもしれない・・・・”
”彼は、私のメールをうっとおしいと思っているのかもしれない”
”私は、彼に嫌われてしまったんだ!”
などなど、メールがまだ来ないという事実だけでいろんな捉え方を
してしまうわけです。 これでは、現実がネガティブな幻想になって
しまっているわけです。
このような固定的で過大な期待とネガティブな現実の捉え方があると、
そのギャップはどんどん開がっていって、
ストレスは増すばかりになってしまいます。
さて、ストレスとは、期待と現実のギャップによって生じる
気持ちや感情ということですが、
ここで少しまとめると次のようになります。
ある出来事A があったとします。
その出来事に対して、あなたはある解釈をして自分の価値感や
考え方と照らし合わせて反応します。
あなたの中核にある信念や B、思い込みです。
そして、C、ストレスが発生します。
A、出来事 ⇒ B、思い込み ⇒ C、ストレス
といった関係があります。
例えば、
A、出来事が ”恋愛関係”であったとします。
B、思い込みが ”私は見捨てられる”といったものだった
とします。
すると、
C、ストレスは、
”私は見捨てられるのではないかという不安や恐怖”
として生まれてきてしまいます。
このように、出来事に対するストレス反応というものが、ネガティブ
な思い込みによって生み出されてきてしまいます。
ネガティブな思い込みの違いによって、期待の描き方や現実の捉え方
が違ってきて、ストレスとなる期待と現実のギャップにも違いが生じ
てくるのです。
このような思い込みのほとんどが幼少の頃にできあがったものです。
幼少期に、愛を求めて得られ なかった、 “心の傷”が ネガティブな
思い込みをつくっていって、ストレスの原因になってしまうものです。
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