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【まずは自分を知るところから】

【まずは自分を知るところから】

“人を信用できない”

という問題に以前触れました。



  “親が信用できない”

  “子どもが信用できない”

  “夫や妻や恋人が信用できない”

  “友達が信用できない”

そのようなことになると、いつも不安やイライラを抱えてしまいます。

そして、究極的には、

  “自分が信用できない”

といった自己否定感が強くなると少しやっかいなことなって
しまいます。

でも、人が信用できない人というのは、自分も信用できない
という場合が実に多いようです。
自尊心がとても低いといったものです。
それが、様々な問題を引き越してしまうものです。
今日はそのへんを・・・・

さて、

あなたは、自分のことを信頼できるでしょうか?

自尊心は高い方でしょうか? それとも低いでしょうか?

より豊かで幸せな人生を歩んでいくにはここが一つの大きな
目安となるところでもあります。

摂食障害やうつ病を抱えている方は、自尊心がとても低い
といった傾向があります。

自尊心を高めて幸せな人生を歩んでいくには、

まず、自分自身を知っていくことが大切です。

前回は“怒り”取りあげましたが、この怒りが
よくわからないという場合もよくあります。

自分の気持ちや感情がよくわからない・・・

または、自分がどうしたいのかがよくわからない・・・

つまり、自分のことがよくわからない・・・といったこと。

少し自分について少し掘り下げていきたいと思います。

さて、 

 カウンセリングでは、最初に自分を知ることを重視して
行っていきます。

 うつ病や摂食障害などで、多くの人は自分を見失っている
状態にあります。

 様々な感情に飲み込まれてしまっていたり、感情を抑圧しすぎ
 て、よくわからなくなっていたり・・・・

 感情や考えが混乱してしまっていて、整理がつかない・・・

 どれが、本当の自分なのか?

 何が問題なのか?

 自分に何が起こっているのか?

 どうしていけばいいのか?

そのような場合、

 まず、大切なのが、自分をじっくり整理して見直していく

ということです。

 自分の性格・考え方・気持ち・感情、行動特性、

 過去に起きた出来事、それに伴う気持ちや考え、

 心理パターン、コミュニケーションパターン、

 今、抱えている問題、それに関わる気持ちや考え、

 今の問題と過去との関わり・・・・・などなど。

このようなことをまずは、客観的に整理して見ていくことが
とても大切です。

それも、左脳的な分析的方法と右脳的なイメージなどによる
方法の両面からのアプローチで行っていきます。

例えば、右脳的なアプローチの場合には、

イメージや身体の感覚を使っていきます。

どんな色や形、あるいは表情やスタイルのイメージが
あるのか。

身体のどこでどのように感じているのか。

といった、フォーカシングやイメージワークを行って
いきます。

(フォーカシングとは、フェルトセンスと言われる自分の中
の繊細な感覚を大切にしていくというもので、そこに、
自分の本当の気持ちが隠れていたりするものなのです。)

それをやっていくと、

そこに様々な気づきが生まれてきます。

そして、その気づきを、少しずつ受け容れていく

という作業もできるようになってきます。

そうなると、気持ちが落ち着いてきて、

今の問題が明確になり、

どうすればいいのかという問題解決の方向性

も見えてくるものです。

カウンセリングでは、この右脳的なアプローチとそして

左脳的なアプローチの両方で自己観察をしていきます。

まず、自分を知っていくことが自尊心を向上させるための

最初の一歩になるものです。

まずはここから始めてみてはいかがでしょうか?

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