【孤独感から抜け出す】
前回は孤独感について、
大きく3つに分けて考えられるということでした。
今回は、この孤独感から抜け出すための方法についてです。
さて、
孤独感の3つとは、
ひとつは、現在の身近な人間関係。友達や家族、職場など
といった人間関係のありようです。
そこで深い繋がりを持てないがための孤独感。
もうひとつが、無意識の奥に抱える孤独感です。
子ども頃、あるいはもっと幼い幼少の頃から抱えている
“孤独感”
いつも何か胸にある、ポッカリと穴が空いている感じ。。。。
これは、自分ではハッキリわからないのだけど
なんとなくいつも孤独感を感じているというもの。
そして、
もう一つ大切なもの。それは更に深くて大きな孤独感である、
“大いなる存在からの分離”によるもの。
何か大事なものから突き放されてしまったような感覚。
宇宙にたった一人といった感覚かもしれません。
ということでした。
さて、今回はそのような孤独感から抜け出すための
具体的な方法なのですが、
ここで役に立つのが、イメージ療法です。
イメージ療法というのはいったい何をやるのか?
催眠療法もそうなのですが、イメージを使ってやっていく
ことは、
”心の傷を癒す”
ということをやっていきます。
コミュニケーションがうまくいかないというのは、
多くの場合、この心の傷が邪魔をしています。
心の傷がコミュニケーションのブレーキになっている
のです。
特に多いのは幼少期の体験によるものです。
”甘えられなかった”
”否定された”
”無視された”
”認めてもらえなかった”
”愛されなかった”
”イジメられた”
などなど・・・
そのような心の傷を癒していきます。
癒すというのは、
まずは、イメージで再現して客観的に観察していきます。
そうすることによって、少しずつ自分から遠いものなっていき
客観視できるようになっていきます。
それから、本当はどうであったら良かったのか?
それも、イメージ化して体験していきます。
未解決の問題があればやり直しをイメージの中で
やっていきます。
そして、しっかりと満足のできる体験に書き換えて、
充分にそのいい感覚を味わっていきます。
そうすることによって、傷は癒されていき、
過去を手放すということができるようになっていくのです。
ここがとても大切なところです。
過去の影響から抜け出すということです。
そうすることによって、過去に影響されない、
新たな自分を再構築していくことができるよう
になっていきます。
過去の傷を充分に癒し、過去を手放し、
それができたら、今度は新たな自分のイメージを
明確化していきます。
そして、これだけで終わってはいけません。
“時間をかけて実践しながら実現していく”
ということがとても大切になってくるところです。
そこは、具体的にコミュニケーションを変えていく
といった、対人関係療法の領域です。
イメージは、潜在意識に働きかけていくので、
とても効果的に作用していきます。
潜在意識を変えて現実も変えていく
ということをやっていきます。
文章で書くとたったこれだけで簡単なようですが、
実際は数カ月かけてやっていくことになります。
人が変わっていくには、最低でも3ヵ月~4カ月
は必要になるものです。
あきらめずに、カウンセリングでしっかり取り組んで
いただければ必ず変わっていくことができます。
そしてもうひとつ重要な、“大いなる存在からの分離感”
による孤独感ですが、これもイメージ療法で癒していく
ことができます。
これがちゃんとできていると、いつも胸に温かい安心感
ができてくるものです。
そこはまた・・・・
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