【なんでわかってくれないの?】
あなたには、なにか、
“わかってくれない!”
なぁー、と思うことはありませんか???
親が、子どもが、妻が、夫が、
上司が、部下が、恋人が・・・・・
わかってくれないと、モヤモヤ、イライラ、ムシャクシャ、
しちゃうもの。
それは、どうやってそれを解決していけばいのでしょうか?
今日はそこに迫っていきたいと思います。
さて、
「なんでわかってくれないの!」
と思った時、
まず、次を確認してみてください。
(1)人が自分を評価し、受け容れ、理解してくれるのを、
ただそうして欲しいという思いで待っているだけでは
ないだろうか。
(2)人の目や人の意見を気にして何もしないのではなく、
自分で自分の欲求を解決しようとしているだろうか?
(3)まわりに流されて不平を言ったり腹を立てたりしている
だけでなく自分らしさを大切にして、自分のアイデンティ
ティを貫いているだろうか?
(4)言い訳したり、自分を責めたりせずに自分が望むことを
して、しかも自分は自分だと安心していられるだろうか?
(5)人に苛立ちをぶつけたり、あるいは人に権威を振りかざし
たりすることなく、自分の内面の力を感じ、安定した状態
でいられるだろうか?
少し難しいと感じられるかもしれませんが、
こうして、自分の欲求を理解し、自分でそれを満たそうと
いう気持ちになれば、
人に対して漠然とした不満をぶつけるのでなく、
より具体的で、相手から見ても受け容れ易い要求
が出来るようになるものです。
ただ、待っているのはやめて、具体的な要求をする。
自分の欲求に対して行動を起こす責任は自分にある。
つまり、自分を満足させる責任は自分にある。
と。
ちょっと厳しい感じではありますが・・・
対人関係療法でいうところの、
待ちの姿勢で、
相手に過大な期待(“察して欲しい”“言わなくても
わかってよ”など)をして、
言葉で表現せずに態度だけで表現するコミュニケーションを
したり、わかりにくい曖昧で間接的な表現をしていたり、
具体的な要求をせずに、ただただ感情をぶつけてしまったり、
あるいは、
どうせ言っても無理、理解してくれない、
と思い込み、
沈黙してしまったり、
といったところのコミュニケーション。
やはり、これらは、重要な他者と言われる、
より身近で影響力の強い人との間で
特に起きやすいことです。
あなたには、
そのようなことはありませんか?
これらは、誰にでもあることです。
私も沈黙はよく使いました。
言わぬが仏。
黙っているのが平和。
暫く黙っていればいい・・・・
でも、その場は良くても、
それをやっていると何も解決されていきません。
ちゃんと伝えて問題解決していかないと、
前に進んでいくことが、
できなくなってしまいます。
ただ、
この要求をちゃんと伝えていくというのも
慣れないと結構大変なもの。
また、要求とは少し違いますが、
“ノー”をなかなか言えない人も大勢います。
また、いざ要求を伝えるべき場面で、
どうせ否定される、どうせ聞いてくれない、何を言っても無駄、
という気持ちが邪魔する場合が多々あります。
その場合には、個人セッションやインナーチャイルド癒しで
そのブレーキとなっているマイナスの気持ちや
心の傷をとっていくことがお薦めです。
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インナーチャイルド癒しは時間をかけて何度も何度も取り組んでいく
べき重要なものです。
まず、自分のほんとうの気持ちに気づいてください。
そして、その表現を妨げているものはなになのか???
どうのように伝えていけばうまくいきそうなのか???
自分のなかにあるものを大切にしていってください。
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