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催眠療法(ヒプノセラピー)で強迫性障害を克服する

頭では、“おかしい!”
ってわかっているけれども、“どうにもできない!!”

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◆手や体の汚れが気になって何度も洗わないと気がすまない

◆家の鍵やガスの元栓、窓を閉めたかどうか気になって何度も確認する

◆物を秩序だって順序よく並べたりきちんとした位置に収めないと気がすまない

◆自分の不注意で他人に危害を加えてしまうのではないかという異常な恐れ

◆何度打ち消しても、嫌な考えが頭から離れない

強迫性障害は、頭ではわかっているけれどもどうにもならないといった状態。
だから、克服していくためには、認知レベルのアプローチだけではどうにもなりません。そこで必要になってくるのは、潜在意識レベルと行動レベルへのアプローチなのです。
つまり、催眠療法(ヒプノセラピー)の活用が重要なポイントとなってきます。

強迫性障害ってどのようなもの?

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強迫性障害とは、強迫観念と強迫行為という強迫症状を主な商用として、職場や学校、家庭など、社会生活や日常生活に支障をきたす病気です。

強迫観念とは、自分の意思に反して繰り返し頭に浮かぶ、無意味で、現実には起こりそうもない考えをいい、そうした考えを払いのけようとする行動を強迫行為といいます。

そして、強迫行為を繰り返すために、生活に著しく支障をきたしている状態を強迫状態といいます。

多くのクライアントは、自分の強迫症状が奇異であったり、不条理であるという自覚を持っているので、人知れず思い悩んだり、恥の意識を持っています。強迫観念の内容によっては罪の意識を感じていることもあります。そのため、自分だけの秘密として、家族などの周囲に内緒で強迫行為を行ったり、理不尽な理由をつけてごまかそうとすることがあります。

強迫性障害とは、強迫観念と強迫行為という強迫症状を主な商用として、職場や学校、家庭など、社会生活や日常生活に支障をきたす病気です。

強迫性障害の様々な症状

強迫性障害は、不快な考えが頭に何度も浮かぶため、その不安を振り払うために同じ行動を何度もくり返してしまう病気です。
手を何度も洗わずにはいられないとか、戸締まりを何度も確認しなくては気がすまないなど、誰でもたまには経験する行動なのですが、それが習慣的になってしまい、更にそれが過剰になってしまい生活に支障をきたすほどになってしまうのが強迫性障害です。

強迫性障害の症状には次のようなものがあります。

洗浄強迫・清掃強迫

ある特定の状況や特定の物によって汚染されることを恐れる強迫観念に苦しんでいます。
それは、人体からの排泄物であったり、細菌類、病気、化学薬品などのよる汚染だったりします。あらゆる汚染を排除するために、必要以上に手を洗ったり、シャワーを浴びたり、何時間も掃除をするなどの儀式行動をしてしまいます。

確認強迫

確認強迫に捉われている強迫性障害の人は、ドアの戸締りや電気を消すときなど、実際はきちんとできていても、1回で済んだという確信が持てません。そこで。もう1回確かめたくなり、それを何度も繰り返してしまいます。何時間にもわたって、確認、不安、確認という苛立たしい堂々巡りを繰り返してしまう人もいます。

加害強迫

加害強迫の人は、自分が誰かに危害を与えてしまったのではないかという強迫観念に苦しめられています。危害といっても、他人に大怪我をさせてしまわないかというものから、家族や会社、社会全体に損害や迷惑をかけてしまうのではないかというものまで幅広いものです。

整理整頓強迫

整理整頓強迫の人は、周りのものが左右対称に並んでいるなど、厳格なルールに従って整理されていないと気がすまない人たちです。
物が正しい場所に収まっているかどうかの確認に膨大な時間をかけ、少しでも違っているとすぐに気がつきます。だれかがその配置を変えていようものなら酷く怒りだします。

溜め込み・収集強迫

溜め込み・収集強迫の人は、物を集めすぎたり、買いすぎたり、物を整理できなくて散らかしたり、物が捨てられずに溜まりすぎて、生活にまで支障をきたしてしまうような人たちです。

嫌な考えや不吉強迫

嫌な考えや不吉な様々なものが浮かんできて、何度打ち消しても頭に浮かんできてしまいます。自分が意図していないのに、ある考えやイメージが瞬間的に思い浮かんでしまい、こびりついたように頭から離れなくなってしまいます。
また、幸運な数字や色があり、不吉な数字や色は避けたりして、それが単なるこだわりの域を超えて、自分でコントロールすることが難しくなり、精神的な苦痛が生じるほどになってしまう人もいます。

強迫性障害は、催眠療法(ヒプノセラピー)とマインドフルネスで。

正しい知識

強迫性障害を克服していく上では、まず強迫性障害の正しい知識を身につけていただきます。どのように考え病気として捉えて、どのように克服していけばいいのか。また、そこではご家族の理解もとても大切なものになってきます。

自分自身を知る

そして、正しい知識を身につけていたいだいた後には、まずご自身を客観的に捉えていくということやっていきます。今までの経緯を振り返るカウンセリングと現在のストレス環境の確認、現在のご本人の物事の考え方や心理的な傾向についてチェックシートなどを利用しながら確認していきます。

他の影響を軽減させる

強迫性障害は、ストレスによって症状が悪化したり軽減されたりするものです。ストレスの影響を確認して軽減していくことはとても重要なところです。また、過去のトラウマ体験が影響を与えている場合もありますので、トラウマなどの影響確認と必要な場合にはトラウマセラピーも施していきます。

催眠療法(ヒプノセラピー)で本当の理由を掴む

強迫性障害は、従来、不安障害の範疇で捉えられており、不安への対処が重視されていたのですが、今回の精神疾患の分類と診断の手引きであるDSMの改定(DSM-5)で、不安障害群から離れて、独立した分類として捉えられています。
このDSMの改定からもわかるように、強迫性障害は不安による精神疾患ではない一種独特の特徴を持ち合わせているのです。
強迫性障害には、強迫観念と強迫行動がつきまとうのですが、この強迫観念と強迫行動を引き起こしている本当の理由を掴んでいくことが強迫性障害の克服にはとても役にたつものなのです。
そこを掴んでいくための強力な味方が催眠療法(ヒプノセラピー)なのです。
強迫性障害を引き起こしている本当の理由は、潜在意識の奥深くへと隠れてしまっているものなのです。その潜在意識にアプローチしていって、本当の理由を浮かび上がらせていくのです。
そして、とても大切なことなのですが、その背後には必ず肯定的な目的があるのだと捉えていきます。強迫観念や強迫行動の背後には、必ず自分を守るための肯定的な目的があるのです。ですから、強迫性障害の症状を決して否定しないでください。それはとても大切なものであって、自分を守ってくれているものなのですから。

マインドフルネス心理療法で心を強くしていく

強迫性障害を克服していく上で最も大切なのは、強迫観念と強迫行動と、どのように付き合っていくのか? ということです。
マインドフルネス心理療法は、その強迫観念と強迫行動との付き合い方をトレーニングしていく方法でもあります。
基本的には、強迫観念と強迫行動がたとえあったとしても、それに振り回されずに普段の生活を送ったり、仕事に支障がでることなく進めていけるようにしていきます。
マインドフルネスは、強迫性障害の症状に振り回されない強い心をつくりあげていく、心と脳のトレーニングなのです。

マインドフルネス心理療法とは

マインドフルネスとは、「大事なことに心を向ける」ということです。ものの見方やその技法です。

心の病の改善にも活用されており、その場合は「マインドフルネス心理療法」あるいは「マインドフルネス精神療法」といいます。これは認知行動療法という心理療法のⅠ種で、第3世代の認知行動療法と呼ばれています。
欧米ではすでに多くの研究や臨床に活かされていますが、残念ながら日本では、まだあまり普及していません。

私たちの心は、日々、現実世界のさまざまな出来事に影響されます。また、身体的な痛みや刺激、さらに過去の記憶などがよみがえってきて、心が振り回されることがあります。

楽しい出来事もあれば、つらい出来事もあるのですが、特につらい出来事に遭遇したとき、心は大きく乱れて、つらい思考や感情が湧き起り、自分自身や他者を傷つけるような行動や思考を繰り返すことがあります。

マインドフルネスは、自分の心を冷静に見つめます。そして、離れてしまいがちな現実世界と自分自身をつないでいくものです。この心のエクササイズを繰り返していくことで、マイナスの思考の連鎖を断ち切り、衝動的な行動を抑制して、日々健やかに穏やかに生きていくことを目指します。

マインドフルネス心理療法について更に詳しくはこちらをご覧ください>>>>

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