自己防衛が本来の自分を忘れさせてしまう!
前回は、偽りの自分は、生きていく上で、生命危機を回避するための
自己防衛であるというお話でした。
それが、意識できる記憶にあればいいのですが、記憶にない幼児期や胎児期の出来事
だとなかなか普通には改善できません。
その場合には、催眠療法などの手助けが必要になってきます。
さて、記憶にあるなしに関わらず、人間にとってまず優先されるのは生命の安全です。
その生命の安全を確保するために人間は様々な方法を学んでいきます。
その方法は人様々です。
基本的なもって生まれてきている気質の違いにもよるのでしょう。
そこで、最初に学ぶのが、お母さんに気に入ってもらい安全を確保する方法です。
お母さんは、自分がどのようにしていれば機嫌よく自分を守ってくれるのか
・・・愛してくれるのか・・・
まず、その方法を学んでいきます。
お母さんが、自分はどうあれ無条件に愛し守ってくれるという確信がもてれば、
無駄な防衛手段を学ぶ必要がありません。
でも、お母さんの愛情が条件つきであるとちょっと大変ですね。
その条件を満たさないと愛してくれないとなると・・・
お母さんの愛が、無条件の愛なのか、条件つきの愛なのか・・・
そこが大きな問題となります。
特に、教育熱心なお母さんは条件つきの愛になりがちですね。
そのへんはまた・・・