拒食症の特別感(過食症・拒食症の摂食障害)
”私は特別な存在だ!”
という感覚が拒食症でいることにより味わえるようです。
拒食症でいることによって、
成功をおさめている、
注目を集めている、
それは、ダイエットがうまくできる特別な存在、
自己コントロール感でもあるわけです。
そのようなメリットを強く感じている状況で拒食症から抜け出そう
など考えるはずもありません。
家族は困ってしまいます。
家族はどのように対応していけばいいのでしょうか?
まず、注意すべきは迎合的になってしまうことです。
肯定的・受容的に接しなければいけないということで、あまりにも迎合的
になることは避けるたほうがいいでしょう。
迎合的な態度からは変化が期待できないからです。
もちろん、本人の考えや気持は十分聞いてあげる必要はあります。
一旦、しっかりと肯定的に受け止めることは大切なことです。
十分話は聞いてあげてください。
大事なのはそこからです。
家族は、そこからしっかりとリードしていくことが必要です。
コーチ役となることです。
初期段階であれば、まずは問題があることを自覚してもらうように導く必要があります。
ただ、ここで焦らないことです。
拒食症から抜け出すには時間がかかるということは、覚悟はしておきましょう。
焦らずじっくり取り組んでください。
まずは問題と現状を変化させることについて考えるきっかけをつくってあげることです。
(摂食障害に効果的な対人関係療法は⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/ )