拒食の深層心理(過食症・拒食症の摂食障害)
拒食というと、
”ほとんど何も食べない”
というイメージがあるかも知れませんが、
食べないというより、食べることを極端にコントロールしている
といった方がいいかもしれません。
拒食症は、最初はただのダイエットといった感じからスタートしているケースが
ほとんどです。
でも、普通のダイエットが拒食症になってしまうには、理由があります。
そこには、拒食症になる人とならない人の違いがあります。
それは、そこにある自己否定感や自尊心の低さです。
深層心理にまずそのような深いコンプレックスを抱えていると
ダイエットが徹底的にコントロールされていきます。尋常ではないほどに。。。。
そして、そのコントロールが成功すると深い達成感を味わいます。
他の人にはできないコントロールが私にははできる。
ある意味、そこには自己価値観のアップが伴っているわけです。
成功体験です。
そこで、さらに拒食症にとって厄介な深層心理である、
”体重増加への恐怖心”
が生まれてしまいます。
この、”体重増加への恐怖心”が拒食症を治りにくくしています。
潜在意識に深く入り込んでしまうと、頭ではわかっていても、
自分ではどうにもコントロールできなくなってしまうのです。
とても怖いところです。
解決していくには、深層心理へのしっかりとしたアプローチが
大切になってきます。
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/