HOMEブログ

手軽な体重コントロール法(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)

手軽な体重コントロール法(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)

過食しても吐いてしまえばOK!!

なあ~んだ、吐いたら簡単に体重が減っていくじゃない!


といった簡単な動機で、嘔吐が始まります。

また、下剤や利尿剤。

これも体重が減るし、お腹がすっきりできる。

便秘は絶対許せない!!

嘔吐と下剤・利尿剤は、体重コントロールの強い味方。

でも、どうでしょう?

嘔吐と下剤・利尿剤には、大きなマイナスが伴います。

嘔吐は、過食症の悪循環を招きます。

嘔吐をするから過食をしたくなるのです。

吐けば吐くほど、あなたの身体は食べ物を渇望するようになってしまうのです。

そして、過食すればまた吐きたくなる。

悪循環。

そして、身体にも大きな損傷を与えてしまいます。

嘔吐は、吐き出される胃酸で、歯のエナメル質を溶かします。

これによって、歯はもろくなり、虫歯になりやすくなります。

下剤は、長期間飲み続けると腸の動きが悪くなりかえって便秘を招きます。

下剤・利尿剤は、水分の貯留を引き起こし、むくみやすくなることもあります。

嘔吐・下剤・利尿剤の使用は、血液中の電解質と水分の喪失につながります。

これは、慢性的な疲労感、体力低下、集中力低下、めまい、頭痛、動悸の

原因になります。

嘔吐は、食道を傷つけます。胃痛や吐血はよくある症状です。

嘔吐・下剤・利尿剤の利用は、

慢性疲労、吐血、脱毛、歯の異常、体力低下、不正脈、めまい、便秘、

頭痛、動悸、脱肛、胃痛、腎結石、身体のむくみ、腎障害、月経不順、

などを招く危険性があります。

これでも、手軽な体重コントロール法?????

と言えるでしょうか?

摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/

メンタルオフィスSINBI

催眠療法のホリスティック・セラピーハウス