対人関係療法は何をするのか?☆(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
対人関係療法は、その名前の通り対人関係について扱うのですが、
それだけでは少しわかり難いかもしれませんね。
摂食障害を抱えている人の多くが、
実は対人関係に関わる、やり場のない気持ち、
つまり、
胸のモヤモヤやイライラした気持ちを抱えています。
どうやってそのようなモヤモヤやイライラが生まれるかというと、
例えば、
自分の本音が言えない、
周りの目がいつも気になる、
結局周りに合わせるしかない、
自分は理解してもらえない、
言っても無駄、
ノーが言えない、
誰もわかってくれない、
どうせ私はダメ、
とい言ったような対人関係上での気持ちを抱えています。
そのような気持ちを持ってコミュニケーションしていると
自分の納得のいく関係にならず、いつもモヤモヤやイライラを抱える
結果となってしまいます。
そして、そのモヤモヤやイライラを解消したり紛らすために過食したり
嘔吐したり、あるいは食を制限する、
更には、食べられなくなる、
といった摂食障害の症状に繋がることになってしまいます。
対人関係療法は、その気持ちの部分にフォーカスしながら、
以下に考えて、どのようなコミュニケーションをしていけば
その摂食障害のエネルギーになっている、モヤモヤやイライラ
を減らしていくことができるか?
といった取り組みをやっていきます。
その具体的な方法についてはまた・・・・
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/