離れるのもひとつの方法 (過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
摂食障害でやはり多い、
対人関係の問題となるのは
母親との関係性が圧倒的に多いようです。
ただ、誤解のないようにしてもらいたいのは、
昨日も言ったように、
お母さんが悪いわけではないのです。
関係性の問題ですので、
関係する人皆の問題なのです。
そのような状況で、
ひとつの手段として心理療法では、
環境を変えるということをやる場合があります。
認知・行動・環境を変えるとよく言われるのですが、
この3つの中の環境を変えてみる。
この場合だと、とりあえず母親の影響を軽減するために
一旦母親から離れてみるという方法をとってみるわけです。
完全な解決にはなりませんが、一旦母親から離れてみることで、
本人もそうですが、母親自身も落ち着いていろいろと考えられるように
なったりします。
すべての人にあてはまるとは言えませんが、
環境を変えてみるというのは、
様々なメンタルヘルスにおいて有効な方法です。
ご参考に。
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/