自分ではわからない(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
自分の性格や対人関係パターンというものは
なかなか自分ではわからないものです。
自分のことは自分がいちばんわかっている!
と、ついつい思ってしましますが、
特に悩みを抱えていたり、
ストレスフルな状況、
ネガティブな考えや感情に
囚われている時などは、
本当の自分の気持や問題というものが、
見えなくなってしまいます。
そんな時は、誰か信頼できる人に相談したり、
カウンセリングを受けたりするのがいちばんです。
でも、それもできない場合には、
自己診断テストなどを自分でやってみることをお薦めします。
自分の心の癖や対人関係パターンというものが客観的に見えてきます。
私も今さらながらに、ある診断をやってみて、
一人よがりな自分というもの発見して、内省したりしています。
また、自分を知る方法として重要なのは、
自分の情動が大きく動くような出来事の時に沸きだしてくる
感覚や感情、考えや行動パターンです。
例えば、
”親に何か言われて頭にきた、黙ってしまった、
悲しくなった”
”友人に無視された、何か言われた、嫌な顔をされて、
とても傷ついた、落ち込んだ”
など。
その時に、自分の中で湧き上がってくるものを
客観的に捉えていくと、
自分自身というものが見えてきたりします。
そして、本当はどうしたいのか?
どうすればよかったのか?
今度はどうしようか。
といったことをやっていきます。
摂食障害の克服にはとても大事な方法で、
対人関係療法のやり方でもあります。
まず、自分に気づいていくことがとても大切です。
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/