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摂食障害、過食嘔吐の事例(対人関係療法・催眠療法)

摂食障害、過食嘔吐の事例(対人関係療法・催眠療法)

概要)
 37歳 女性 主婦・会社員 東京都在住 
 高校2年生のころから過食嘔吐が始まり現在は週3・4回
 特に5年ほど前から激しくなる。

 摂食障害の過食嘔吐、対人関係療法と催眠療法で対応

経緯)
  結婚して10年。5年前から2世帯で義理の父母と暮らす。
  夫とは仲はいいが、薄い壁を感じている。摂食障害の
  ことや他のことでも隠し事があるからかもしれない。
  子どもはおらず不妊治療中。
  
  義理の父母にはとても気を使い大きなストレスになって
  いる。夫がその点でまるで頼りにならない。

  実家は両親の仲が悪くて、子どもの頃はいつも両親に気を
  使っていた。
  母はいつも離婚したいと言っており、女性には自立できな
  け< ればいけないなどとよく言われていた。
  母が好きだったので、わがままは言わずに、何とか家庭
  の平和を保ちたかった。

  小学生ぐらいの頃から、常に人の顔色を伺い、自分の思っ
  いることは言わずに極力周りに合わせるようになっていっ
  た。

  大人になってもそれは変わらず、常に周りに合わせるよう
  にしており、人からの頼み事を断れない性格になっていた。

カウンセリング内容)
 対人関係療法・催眠療法を9回実施。 過食嘔吐はストップ。

  まず、ノーが言えない、周りに合わせてしまう、自分の気持ち
 が言えないというところに取り組む。

 その原因は、幼少の頃の家庭環境にあったので、まずはそこを
 徹底的に見直していった。当時の出来事やその時の気持ち、とっ
 た行動など詳細に聞き、本当の望み何だったのか、満たされない
 気持ちは何だったのか?
 
 満たされない気持ちについては、催眠療法で満たしていき現在
 にも繋げていくようにする。

 そして、現在の対人関係について詳細に検討。特に年上男性への
 対応、義理の父母とのコミュニケーションの方法を見直す。

 現在の対人関係でポイントなったのは、まず夫との関係でした。
 隠し事がある、義理の父母とうまくいっていないというところ
 です。
 
 まず、義理の父母のストレスについて、ちゃんとご主人と話を
 してもらいました。 
 ちゃんと正面から話すと夫は理解を示してくれて、義理父母の
 間にも入ってくれるようになり、頼れる夫になっていく。

 さらには、ずっと隠していた摂食障害のことも夫に話ができ、
 夫との壁がなくなったと同時に義理父母との関係も改善されて
 いくことになる。

 会社と家庭でのストレスは激減して、過食嘔吐は完全にストップ
 する。
 

摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/

メンタルオフィスSINBI

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