急激な体重減少は生命危機にも・・・(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
摂食障害による低体重は危険なのですが、
急速な体重減少も大きな生命危機に繋がります。
過食嘔吐を伴う場合には、
嘔吐や下剤の乱用によって、
血液中のカリウムとナトリウムのバランスが崩れて
心臓に直接影響を与えるので、
突然死の危険性が高まります。
また、痩せて生理がなくなることも大きな問題です。
生理がなくて楽だと思い人もいるようですが、とんでもありません。
生理がなくなると骨に大きな影響があります。
骨は女性ホルモンによって強化されるので
生理がなくなると骨粗鬆症になる危険性がとても高くなります。
また、脳が委縮したり、肝臓機能が低下するなど
様々な身体面の悪影響があります。
低体重や急速な体重減少は、
女性の未来を蝕むとても怖いものです。
自分が摂食障害で治したいと思った人、
あるいはご家族の方はなるべく早めに対応なさることを
お薦めいたします。
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/