摂食障害の克服は家族の理解が大切(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法)
摂食障害を克服していく上でとても大切なのが
家族の理解です。
それは、身近な環境を整えて
ストレスを最小限に抑えるという意味合いもありますが、
実はもっと大事な視点は、
”家族が引き金”
になっているというところです。
摂食障害へ走るエネルギーをつくりだしているのは
家族との関係というケースがほとんどです。
つまり、家族が摂食障害の引き金となっているのです。
だから、本人がいくら一生懸命に摂食障害から
抜け出そうとしても
家族の理解がないととても難しい状況に置かれて
しまいます。
それでは、家族は何を理解すればいいのか?
ということですが、
まずは、本人の気持ちです。
ちゃんと本人の話、しかも微妙な気持をしっかりと聞いて
あげることです。本人の気持ちをおろそかにしている家族が実に多いのです。
本気で親身になって、温かい気持ちで聞いてあげることです。
そして、摂食障害は病気なのだと理解することです。
病気だから自分ではコントロールできないし、
他者の力を借りて治療しなくてはならないのです。
ご家族の方、充分理解してあげてください。
そこから治癒は始まるのです。
摂食障害のカウンセリングは対人関係療法で⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/