過食・拒食を克服していく鍵を握るのは(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法カウンセリング)
過食・拒食の摂食障害を克服していくための
鍵を握るのはいったい何なのでしょうか?
対人関係のストレスというのがひとつの鍵であり、
そこを修正していこうというのが対人関係療法であり、
とても有効に働いていきます。
ただ、対人ストレスの源となっているものがあるので、
深いところではもっと重要な鍵があります。
それは何なのか?
というと、
それは、”自分の捉え方”
です。
自分のことをどう思っているのか?
ということです。
つまり、どのような自己イメージを持っているのか?
ということが重要な鍵となってくるところです。
よくあるのが、
”自分に自信がない”
”自分が嫌い”
”自分はダメ人間だ!”
といったようなもの・・・・
自分嫌いで自分に対して否定的で、自分に価値を認めていない!
となると、どうなるかというと、
違う自分になろうとするわけです。
本来の自分を否定して違う自分になろうとするので、
そこには、大きな苦しみが生まれてくるわけです。
そうして、違う自分で人と接すればうまくいくわけがありません。
”自分を繕う”
”本当の自分を出さない”
”周りに合わせる”
”ノーが言えない”
”感情表現ができない”
そうなると、持って行き場のないイライラやモヤモヤがどんどん
たまっていきます。
これが摂食障害のエネルギーになっていくわけです。
このような自己イメージを変えていくには催眠イメージ療法も
大変有効に働きます。 ⇒ https://www.sinbiz.jp/anorexia2/
よくお薦めしているのは、催眠イメージ療法で自己イメージを再構築して上で、
対人関係療法につなげていくという方法です。
どちらにしても、克服の鍵を握るのは自己イメージであり、
それは、インナーチャイルドでもあるわけです。
ワークショップもありますので是非ご参加ください。
自分を受け容れて好きになっていくことが、
いちばん大切なところになっていきます。