自分で気づかない”心の傷”の影響(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法カウンセリング)
摂食障害は幼少期の心の傷が大きく影響していることが
よくあるのですが、
それが、自分の記憶にない心の傷の場合もあります。
記憶にある心の傷であれば簡単なのですが、
記憶にないと少しやっかいな事になります。
幼少の頃に無意識のうちに心に傷を負っているのです。
この心の傷は、ほんの些細なことで生じてしまい、
大人になってからも影響を与え続けます。
この心の傷が心理的なパターンを築き上げて、感情の自動反応や
コミュニケーションのパターンというものをつくりあげていってしまいます。
例えば、母乳が欲しいのに与えてもらえなかったとか
抱っこしてほしい時にしてもらえなかったとか、
欲しくないものを無理やり与えられたなどなど・・・・
コミュニケーション能力がない幼少期に、本人の気持ちを無視されたり、
否定されたりすることによって生じてしまうものです。
そのような心の傷をどうやって癒していくのかというと、
まずは、現在に現れている問題からアプローチしていきます。
現在あるどうしても問題と思われる心理パターンから遡っていくという
ことをやっていきます。
そこを得意としているのが、催眠療法やイメージ療法です。
https://www.sinbiz.jp/anorexia2/
そして、現在から過去の原因に遡り、問題を明らかにしながら
解決を図っていくことになります。
過去につくりあげられた心理パターンや行動パターン、
コミュニケーションパターンを修正していきます。
そうすることによって、現在の問題を楽に解決していける
ようになっていくわけです。