摂食障害の裏の気持ち(過食症・拒食症の摂食障害と対人関係療法カウンセリング)
摂食障害がなかなか改善されない理由のひとつ、
裏に潜む別の気持ちの存在がります。
表面的には改善したいと思っているのだけれど、
どこかに、
”別にこのままでいいじゃん”
と言っているもう一人の自分がいるのです。
これでは治るものも治るはずがありません。
多いのは、
”食べる楽しみがなくなるのが嫌”
”ストレス発散や気持のリセットができなくなる”
などの理由なのですが・・・
さて、これをどう考えるかですが、
ある程度、カウンセリングも受けて心のバランスも取れて
摂食障害の発症の元も理解できて、ある程度自分でコントロール
できそうな感覚を掴めて、完璧に治そうとしないのであればOKではないか
とは思います。
どうのようなことに気をつければ過食せずに済むのかがわかっている状態です。
そして、それが実践できるレベルですね。
ポイントは心のバランスのとり方であって、これがある程度できる自信
がついてくれば、多少は過食は残ってもしょうがないという考え方です。
いかがでしょうか?
でも、完璧に治したいという方も結構いらっしゃいます。
その場合には、認知行動療法で改善していくことになります。
実際の食行動について取り上げながら改善を図っていく方法です。
どこまでやるかは、本人の考え方次第だとは思いますが・・・・
(摂食障害に効果的な対人関係療法は⇒ https://www.sinbiz.jp/eating2/ )