褒めて育てることの善し悪し☆(対人関係療法カウンセリングなどで)
”褒めて育てる”
というのは、どうなのでしょうか???
というお話を先日しました。
ここは、対人関係療法などでもよく話題になるところです。
確かに褒めないよりも褒めた方がいいし、それで人は
伸びていくものです。
ただ、そればかりやっていると、褒められることを求めて、
”褒められないとやる気になれない”
と、親元にいて褒められているうちはいいのですが、
親の元を離れて社会人になって、そこで問題になったりします。
”褒める”というのは、結果主義。
結果が良ければほめるけど、結果が悪いとご褒美がない・・・・
すなわち、条件付きの愛情というわけです。
条件付きの愛情で育っていくと、
意識が常に外に向いてしまい、
自分の満足よりも周りが満足することを選択することになってしまいます。
そうなっていくと、
際限がないし、いつまでも満足できないという状況に陥ってしまいます。
自分の満足というものがわからなくなってしまいます。
それでは、どうしていけばいいのか???
といことなのですが、大事なのは、
”認めてあげる”
ということではないでしょうか。
結果がどうであれ、認めてあげるということです。
出来よかろうが悪かろうが認めてあげるということです。
これは無条件の愛情です。
結果を見るのではなく、プロセスや存在を認めてあげるということです。
何をしようが、どんな結果であろうが、ちゃんと認めてあげる・・・・
そのままの存在をちゃんと認めてあげる。
あなたがどのようであれ愛しているよ。
と。
それがとても大切なのではないかと思います。
そこには安心感が生まれ、
外でどんな嫌なことがあっても頑張れる
強い心が育まれるのではないかと思います。
そして、自分なりに本来の自分を生きていくということに
繋がっていくのではないでしょうか。
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