【摂食障害】親子の愛の形と自己肯定感と摂食障害と
（執筆：SINBI代表カウンセラー 福山 裕康）
摂食障害が発症してしまういちばん
の根本的な原因は何なのでしょうか？
それは、
お母さんとお子さんの間
の愛のすれ違い！
にあると言ってもいいでしょう。
それは、よく言われる愛情不足ではなく、
愛のボタンの掛け違い・・・・
つまり、
あ母さんが与える愛とお子さんが欲しい
愛との間にずれが生じてしまっている
ということなのです。
さて、
それでは、愛のボタンのかけ違いがあると
何が起きてくるのでしょうか？
そこで起きてくることが、摂食障害発症の
原因となっていくのです。
１.自己肯定感が低くなってしまう
お母さんの与える愛と自分が欲しい愛にずれがあると
子どもは、
”私には愛を受け取る価値がない！”
という思いを抱えるようになり自己肯定感が育まれません。
また、他者への信頼や自分への信頼も育たないのです。
２.お母さんに合わせるいい子になる
自己肯定感が育たず自分への信頼も低いといつも
お母さんに愛されるために、お母さんの望みや
お母さんの顔色を気にするようになっていきます。
そのため、お母さんが望むお母さんにとって都合
のいい子どもに育っていくのです。
３.自分の気持ちを素直に言えず
周り合わせるようになる
そのようにして、育っていくと、よく言われる
”聞き分けのいい真面目で優等生のいい子”
が出来上がります。
実は、これが根本的な摂食障害発症の原因となるのです。
つまり、
自分軸が育たたずいつも周りに合わせる他人軸で
行動する依存的な傾向が形成されてしまうのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お母さんの与える愛とお子さんが欲しい愛の間に
行き違いがあることによって、実に人生にとって
とても大切なことが起きてしまっているのです。
それが、摂食障害発症の大きな原因となっている
のです。
ただし、摂食障害を根本的に改善したい場合は、心へのアプローチが必要なので、専門家によるサポートをうけることをおすすめします。気持ちが楽になり、早期解決になるはずですよ。
こちらの記事も参考に＞【摂食障害】過食が落ちつく「散歩」8つの効果とは？
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