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心配や不安を感じても眠れるようになる3つの方法とは【過食】 

心配や不安を感じても眠れるようになる3つの方法とは【過食】 

(執筆:YOKO .N  監修:SINBI代表カウンセラー 福山 裕康)

前のコラムでは睡眠不足も過食の原因となるわけ や、 過食を引き寄せる眠る前の悪習慣 をお伝えしました。

過食の原因にはさまざまな理由がありますが、睡眠不足もその一因となることが多いのです。

今回は、過食の方に多い「不安や心配を考えすぎて眠れなくなる」ことへの対処法をお伝えします。

このコラムでは、、、

 

✔︎ 考えすぎて眠れない原因がわかります。

✔︎眠る前にどうしたら「思考」から解放されるのかがわかります。

✔︎ 質の良い睡眠が取れるようになるので、過食の抑制につながります。

 

 

こちらの記事も参考に〉〉動画で解説!摂食障害の過食は睡眠の善し悪しに大きく左右される!

 

ベッドで考えすぎるわけ



日中の情報が処理しきれていない

実は、現代人特有の「情報過多」が、眠る前に色々と考えてしまう原因の一つになります。

一説によると、私たちが1日に受けとる情報の量は、江戸時代の人が触れる情報の1年分、また、平安時代の一生分とも言われているんですよ。 

 それだけ私たちは、常にたくさんの情報にふれながら生活しています。 

街を歩けば広告や看板などが飛び込んできますし、テレビや雑誌を見ても、自分には必要ない情報までがたくさん溢れています。

しかも、SNSで友人や知り合いの情報まで入ってきますし、たくさんの人に接することで、気づきや新たな発見もあるでしょう。

そんな膨大な情報を、学校や仕事の合間に受け取るのですから、落ち着いて「思考する」ことができなくなっています 。

ところが、ベッドに入ってホッとした途端、詰め込んでいた情報が頭の中を駆け巡って、リラックスすることができなくなり、心地よい眠りにつくのが難しくなるのです。 

 

ストレスホルモンの分泌 


考えすぎてしまう、もう一つの大きな理由としてストレスがあります。
 

現代人は忙しいので、なんとなく不安になったり、何か引っかかることを言われても「あれ?今のって?」と深く考えることなく次の行動に移ってしまいます。 

また、不安や心配事があっても、なんとなくスマホなどを見て気をそらしたり、気分転換などが簡単にできるので、じっくりと向き合うことがないのです。 

 

しかし、ストレスを抱えたままベッドに入るとコルチゾールというストレスホルモンが分泌されたままになります。 

コルチゾールはストレスと「戦うスイッチ」を入れるので、興奮状態がつづき、思考がぐるぐると回って、速やかに眠りに入ることができなくなるのです。 

 

頭の興奮状態をOFFにする方法 

 

上記のような、情報過多であったり、日中のストレスを抱えたままの状態では良い睡眠をとることができません。 

寝付けないことでさらにイライラするし、気分を変えるためにスマホを見てしまい、余計に眠れなくなることもあるでしょう。 

こういった頭の興奮状態を抑えるには次のような方法があります。 

 

1・頭の中を紙に書き出す 

 

頭の中に浮かんでいることを紙に書き出してみましょう 

頭が興奮状態の時は、解決できない同じ考えがぐるぐる回っているもの。 

それらを紙に書き出すことで、頭の中が整理されるようになります。 

不安や心配事も、客観的に俯瞰で見ることができるので、意外と 

「大したことじゃないな」 

とか、 

「今考えてもしょうがないな」 

などとスッキリして、興奮状態から醒めることができるでしょう。 

 

2・呼吸法を試してみよう 

 

興奮状態では呼吸が浅いことが多いので、深く呼吸することで睡眠に入りやすくなります。 

呼吸を整えると酸素が隅々まで行き渡り、心拍数も下がり、心も体も沈静化するのです。 

呼吸法といっても色々ありますが、、、 

ただただ吐く息に意識を合わせるような簡単なものもありますが、思考が邪魔をする時は、呼吸を数える方式が良いでしょう。 

 

まず4つ数えながら息を吸います。 

次に7秒息をとめて、 

8秒かけて息を吐き出します。 

 

決してリズムの良いカウントではないので、逆に秒を数えることに集中できて、不安や心配事を考える余裕がなくなります 

この呼吸法は、寝る前だけではなく日中のイライラした時にも有効なので、日頃から行なってストレスを溜めないようにするのも、良い睡眠をとる秘訣になるでしょう。 

 

3・自律神経を整える音楽を聞く 

 

心地よい音楽はリラックス効果があり、睡眠導入にはぴったりです 

眠る前の音楽は好きな音楽ではなく、「自律神経を整える」音楽を選びましょう 

最近ではYouTubeでもさまざまな音源が見つかります。 

「心地よい眠り」や「すぐに眠れる音楽」などで検索すると良いでしょう。 

人によって好みがあるので、自分にぴったりの音を見つけて、ごく小さい音で流しながら寝てみましょう。 

スマートフォンのタイマーで、30分や1時間で再生が終了する設定にすると、いつ終わるのかが心配!ということがなくなります。 

また、その音楽を眠る前にいつもかけていると、音楽が鳴ったら寝るという「習慣」になりますので、寝つきも良くなるでしょう。 

 

いかがでしたでしょうか? 

考えすぎて眠れない時は「考えちゃいけない」と思うと、イライラして余計眠れないもの。 

他にも体を軽く動かすなどがありますが、簡単に試せる方法をご紹介しました。 

情報でギチギチで、不安や心配でストレス状態の頭では、良い睡眠は取れません。 

 頭に書き出してみる 

 呼吸法をやってみる 

 眠れる音楽を聞く 


というのは、とても簡単に試せる方法です。
 

寝付けない時にぜひ挑戦してみてくださいね。 

 

こちらも参考に〉睡眠不足も過食の原因となるわけ

 

 

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