【摂食障害】過食の原因?メンタルブロックを解除する2つの方法
(執筆:YOKO .N 監修:SINBI代表カウンセラー 福山 裕康)
「どうせ過食なんて治らない」なんて悩んでいませんか?
私なんて、、、とついつい思ってしまう人は、「メンタルブロック」のせいで、窮屈な固定観念が出来上がっているのかもしれません。
メンタルブロックを解除すれば、強固な過食も軽減し、毎日の生活ももっと楽しめるようになります。
自分に自信がもて、ありのままの自分で生きられるようになります。
このコラムでは、あなたに制限をかけているメンタルブロックを理解し、あなたの心を開放する方法をご紹介します。
1.メンタルブロックとは
メンタルブロックとは、物事をネガティブにとらえてしまい、自分の行動や言動に制限をかけてしまう心理状態を指します。
「心の壁」ともいわれ、発言や行動をする前に「どうせうまく行かない」「私には無理だ」と思い込み、全てを否定的に考えては諦めやすくなっている状態です。
メンタルブロックの例 |
・「どうせ受からない」と志望する学校の受験を諦める ・好きな人ができても「いつか裏切られる」と考えてうまく行かない ・得意な分野があっても「自分なんかまだまだ」と卑下してしまう ・会議でも「自分の意見なんか誰も求めていない」と最後まで発言しない |
メンタルブロックがあると行動を抑制してしまうので、性格が消極的になったり、常にマイナス思考になったりしてしまいます。
やがて、行動するのが怖くなり、無気力になってしまうのです。
1-1.メンタルブロックが強いと過食になるわけ
メンタルブロックが強いと、過食などの摂食障害に陥りやすくなります。
メンタルブロックが強くマイナス思考に陥った精神状態では、人のちょっとした言動や行動ですぐに傷つき、ストレスをためやすい状態になるからです。
食べるという行為は、短期的ではありますが「癒やし」の効果があります。
しかし、ストレスを解消するためにせっせとたくさんの量を食べてしまうと、やがて「こんなにも食べてしまった」と後悔が生じて、更にストレスとなってしまいます。
普段の生活のストレスと、後悔のストレスでさらに過食が進み、負のサイクルから抜け出せなくなってしまうのです。
そのため、メンタルブロックが解除されると、過食の症状も良くなっていきます。
積極性が増し、チャレンジ精神が生まれ、思考もポジティブになっていきます。
人生をいきいきと送りたいのなら、メンタルブロックを解除することは重要なのです。
メンタルブロックを解除するには、考え方の根本を探り、意識的に軌道修正を行うことが必要になります。
1-2. メンタルブロックが作られる理由とは
では、なぜこのようなメンタルブロックが作られてしまうのでしょうか。
それは、幼少期に周りの大人によって植え付けられた価値観や、過去の失敗などによるトラウマが積み重なってメンタルブロックとなります。
たとえば、メンタルブロックのことを「心の中の象(エレファントシンドローム)」といわれることがあります。
エレファントシンドロームとは
|
象は力が強い動物です。 しかし小象のときに足を鎖で繋がれると、最初は必死に抵抗して逃げようとするものの、そのうち諦めてしまいます。 やがて大きくなっても「逃げることなんてできない」と思い込み、細い木に繋がれても逃げようとはしません。 |
つまり、メンタルブロックも、「できるのにできないと思いこんでいる象」と同じで、過去の経験や体験に縛られ、挑戦や成功を阻んでいる状態なのです。
つまり、メンタルブロックを外すと、ありのままの自分で生きられるようになるのです。
2.メンタルブロックの外し方
では、そんなメンタルブロックから開放されるにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは、メンタルブロックの根本的な原因を探ってみましょう。
やみくもにポジティブな言葉や行動をしても、原因がわからないままではすぐに元に戻ってしまう可能性があります。
たとえば、「自分の意見を人に言えない」ケースを考えてみましょう。
自分の意見を言えない
⬇
なぜ?
⬇
自分の意見は聞いてもらえないと思う
⬇
なぜ?
⬇たとえば、、、
・小さい頃から口答えをするとひどく叱られた経験がある
・自分の意見をバカにされたことがある
・自分の意見が間違っていて恥をかいたことがある
このように、なぜそうなったのかを自分なりに考えていきます。
原因をしることで、自分を客観的に見られるようになり、強固なメンタルブロックが開きやすくなるでしょう。
次に、メンタルブロックの具体的な解除方法を2つご紹介します。
メンタルブロック解除法その①:アファメーション
アファメーションとは、理想の自分になるため肯定的な「暗示」をかける方法です。
アフォメーションを続けることで、ポジティブな思考が身につき、自分の能力を引き出すことができます。
いわゆる成功者やセレブといわれる人たちの多くが実践していることでも有名です。
まずは、理想の自分を思い描き、シンプル文章にします。
・主語は必ず「私」で、「完了形」の文章にします。
・そして毎日の習慣として、毎朝、毎晩唱えましょう。
たとえば、
「私はとても魅力的でみんなから愛されています」
「私は恋人と幸せな毎日を過ごしています」
「私は仕事でみんなから頼りにされる存在です」
のようなものが考えられます。
【ポイント】
「〜になりたい」「〜したい」という未来に向けた文章ではなく、「〜している」「〜です」という、今、まさにそうですよ、という文章にすること。
毎日自分に言い聞かせることで、潜在意識に働きかけて、その言葉にふさわしい行動ができるようになります。
メンタルブロック解除方法その②:リフレーミング
リフレーミングとは、物事を別の見方(フレーム)に置き換えてみることで、ネガティブな思考を軌道修正する方法です。
これは無理にポジティブシンキングにするわけではなく、自分の思考を「置き換える」だけので、考えそのものを矯正する必要はありません。
たとえば、「上司が怒っている」ように感じたとしましょう。
普段ならビクビクして、「私が何か悪いことしたかな」とうじうじ悩むような場面です。
別の見方(フレーム)をすると、たとえば次のようになります。
「上司は怒っているように見えるけど、単に真剣に書類を見ているだけだ」
「重要な商談前で気が立っているだけかも」
「私は何もミスをしていないし、怒られることはしていない」
「上司は理不尽なことでは怒らない」
「怒られたとしても、大した問題ではない」
他にも、何か挑戦をするときには「どうせできない」と思う代わりに
「失敗したとしても、たいしたことはない」
「傷つくわけではない」
「やらないほうが後悔するはずだ」
などと考えを置き換えていきます。
続けていくことで、潜在意識も変化し、メンタルブロックが解除されやすくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
過食などの摂食障害を持つ人は、メンタルブロックが強い傾向にあります。
毎日のちょっとしたワークで少しずつ解除すると、ストレス耐性がつくようになります。
ちょっとした事に傷つくことが少なくなり、過食などの摂食障害なども軽減していくでしょう。
ただし、過去のトラウマがひどい場合には無理をせず、信頼できるカウンセラーなどに相談することをおすすめします。
こちらの記事も参考に>>【摂食障害】気分が落ち込んだときに一瞬で気分をあげる6つの方法
もしあなたが、本格的に不眠症や過食・摂食障害を何とかしたい!!と思っているのなら、、、
ぜひ「最新版摂食障害克服ハンドブック」を手に入れてください。
▼こちらからお申し込みください(無料です)
この摂食障害克服ハンドブックでは、12年の経験と1,000人以上の摂食障害の方々へのサポートを通して培った「摂食障害を克服する方法」を
無料で手に入れることができます。
摂食障害や拒食など「摂食障害」って結局何なの!?ということが分かれば、克服する方法も見えてくるはずです。
さらに特典として無料のメールレッスンや解説動画などもついてきます!!
毎日少しずつ摂食障害を克服するヒントに接することで、確実に摂食障害の知識が身につき、回復への足掛かりになるでしょう。
さらに、SINBI代表カウンセラーとの無料電話相談が(1回20分の電話相談が3回も)ご利用いただけます。
自分の状態を専門家に聞いてもらうだけでも心が軽くなる場合がありますよ。
▼「最新版摂食障害克服ハンドブック」(無料です)
摂食障害や摂食障害を何とかしたいけど、どうしたらいいのか分からない方は、このメール講座で最初の1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
【書籍紹介】
心を強くする心理カウンセリング SINBI
代表カウンセラー福山 裕康の著書
ハートを開けば摂食障害は治る!Ⅰ
アマゾンで無料でご覧いただけます。