人間関係からのストレス過食、どうしたらいいの!?
人の悩みの9割は「人間関係」だと言われていますが、ストレスによる過食も人間関係が大きく関わっています。
人間関係にも、家庭、家族、友人関係、パートナーとのあいだなど、色々な形がありますが、特に日本人は、会社や学校では「仕事」「勉強」よりも「人間関係」の方に悩んできることが多いくらいです。
ちなみに、アメリカ人は自由を尊重するので、会社で「拘束」されることは少なく、仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切って、会社での「人間関係」にはあまり関心がありません。
なので、会社での人間関係ストレスは少ないのだそう。
ところが、アメリカ人は肥満の方の確率が、近い将来50パーセントを超えると予想され、その原因もストレスだと言われているんです。。
というのも、自由で人間関係にも拘らない一方で、「能力主義」が徹底し、ノルマや業績が悪いと簡単に首になったり、多国籍や多様性のなかで競争に勝つための高い能力も必要だからです。
日本人とはまた違ったストレスを抱えているのですね。
ともかく、日本でもアメリカでも、ストレスが過食に直結することには変わりはありません。ただし、日本人は特に「人間関係」でストレスが溜まりやすいのは事実なのです。
つまり、人間関係が改善すれば、ストレス過食はある程度解決できると言えるでしょう。
もちろん過食にはさまざまな原因があって、ストレスは過食に至る「きっかけ」に過ぎませんが、その頻度が少なくなるだけでも良いですよね。
では、どのようにしたら人間関係のストレスから逃れることができるのでしょうか?
そもそも人間関係のストレスって!?
そもそも人間関係って、個人間の感情的・心理的な関わりがある人との関係を指します。
つまり、相手に対して、「好き」とか「嫌い」とか「尊敬する」といった感情がある人との関係なのです。
道ですれ違った人には何にも感じませんが、それは、その人と人間関係がないからです。
あなたがストレスを感じる人も、逆に癒される人も、ともにあなたと「関係」しているからそんな感情が生まれるのです!
さらに大事なことは、人間関係にストレスを感じるひとは「優しいひと」が多いんです。人への配慮や気配りが自然とできてしまうような人。だから、相手の反応を常に伺っているため、相手の反応や態度によって傷ついてしまったり、悲しくなってしまうのです。
また、自分にはできないような「ワガママ」や「乱暴な態度」に対しても、ある種「自由でいいなあ」と、ちょっぴり嫉妬心が生まれることもあります。逆に、相手があなたのことを嫉妬してうまくいかない場合もあるでしょう。
人間関係のストレスの対処法とは?
では、どうれば、嫌な人間関係でもストレスを感じなくなれるのでしょうか?
全員と仲良くなんてできないことを理解しよう
当たり前のことなんですが、、、全ての人と仲良くできることはあり得ませんよね?
どんなに性格が良い人同士であろうと、気が合わないひとはたくさんいます。
アメリカ人のように、職場や学校に「人間関係を期待しない」なんてわけにはいかないでしょうが、ある程度、「ここには何をしにきているんだろう」っていう目的をはっきりしておきましょう。
その代わり、家に帰ってからのお楽しみや、休日に友人たちと出かける予定を立てるなど、会社以外のプライベートを充実させるのです。
自分の楽しみのために働いている!という目的がはっきりすると、些細なことは気にならなくなるものです。会社以外でのストレスを家に持ち帰らなくなるので、ストレス過食も減っていくようになるでしょう。
8対2の法則と割り切る
8対2の法則というのは別名パレートの法則ともいって、マーケティング用語でもありますが、実は人間の生態にも適用することができます。
つまり、どんなにいい人でも、その人のことを嫌いなひと(合わないひと)は2割はいる、というのです。反対に言うと、その人のことを大好きな人も2割いて、後の6割は「普通」ということで、2:6:2の法則と言われることもあります。
だから、気が合わない人がいるのは「しょーがない」。
いちいちストレスを感じているなんて、もったいない!と割り切ってみましょう。嫌われるのはあなたが悪いわけでも、気が利かないわけでもありません。
「そういうもの」として受け止めると心が軽くなって、過食で憂さ晴らしする!ということも少なくなります。
自分に自信を持つ格好をする
人の言葉や行動にすぐに感情を左右されてしまってストレスをためてしまうひとは、自分に自信がないことが多いようです。
自信をつけましょう、、、なんて言っても難しいでしょうが、まずは外見から変わっていく方法があります。外側から「武装」するのですよ!
髪型を整え、服装をきちんとして、靴をピカピカにしてみましょう。背筋をピンと伸ばして颯爽と歩きましょう。凛とした態度をしていると、周りの目や態度も変わってきます。何より自分に自信を持てるようになります。
自分に自信がつくと、相手の態度に左右されることが少なくなります。つまり、ストレスが溜まりにくいようになって、やがてストレス過食の頻度も減ってくることでしょう。
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